Ishimaru's ブログ

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ご近所トラブルにならない家作りとは?

2022.12.08
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ご近所トラブルにならない家作りとは?

新しい土地に家を建てる場合に、ご近所トラブルにならないように注意したい点をまとめました。 ご近所トラブルにならない家作りとは? 家の建て方ひとつでも、気をつけないとご近所トラブルに発展する可能性があります。 今日はそんな家によるトラブル事例をご紹介します。 ・隣の家の屋根雪が敷地内に落ちてくる ・生活音がうるさい ・お互いの家の中が丸見え ・日当たりが悪くなった ・庭からの臭いや粉塵が気になる 主に上げられるのはこういった点でしょうか。では、これらのトラブルを避けるにはどうしたらいいのでしょう? 家と家の距離をできるだけ離す これらのトラブルの大元は、『家と家の距離が近いこと』で起こります。 そのため、家を建てるときは敷地境界線からできる限り離れた位置に家を建てることが望ましいです。 落雪も音漏れも、臭いや粉塵、日当たりも、家同士が離れていれば緩和されます。 隣の家に迷惑がかかるだけでなく、自分たちの生活もしづらくなってしまうため、家同士が近すぎることにメリットはありません。 広い家にしたいという思いから、敷地ギリギリまで家を広げるのはお勧めできません。 視線の合わない家にする リビングや寝室のカーテンを開けると、隣の家の人とばっちり目が合う、家の中が丸見え…という状況も好ましくありません。 既に隣に家が建っている場合は、その家の窓の位置を考慮した上で、窓の配置を決めるのがベストです。 また、目隠し塀を建てるのも効果的です。塀があれば視線を遮るだけでなく、光や音、臭いなども多少緩和されます。 特に庭がお隣の家と隣接している場合には目隠し塀を建てるのが良いでしょう。 まとめ 家を発端としたご近所トラブルは、配慮が足りないことから生まれることが多いです。 誰だって隣の家から雪が落ちてきたり、毎日うるさい音や声が漏れ聞こえてきたら嫌ですよね…。そういったことを防ぐためにも、家の設計の段階で、お隣の家に配慮した家作りをする必要があります。 せっかく素敵な家を建てたのに、ご近所さんとトラブってしまい居心地が悪い…なんてことになってはこれからの生活が苦しくなります。 ましてや新築を建てたらそこから引っ越すことは簡単ではありません。 不要なトラブルは、お互いの配慮によって可能な限りなくしておきましょう。   ☟関連ブログはコチラ☟ 『ご近所さんへの挨拶回りのタイミング』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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【メリットデメリット】注文住宅と分譲住宅の違いとは?

2022.11.26
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【メリットデメリット】注文住宅と分譲住宅の違いとは?

【メリットデメリット】注文住宅と分譲住宅の違いとは?? そろそろ自分の家を持ちたいな~と思ったときに選択肢に上がるものには、大きく分けて 『注文住宅』と『分譲住宅(建売)』の二つが挙げられます。 その他中古住宅の購入やマンション購入、古民家リノベーションなども選択肢としてありますが、今日は注文住宅と分譲住宅に焦点を当ててみていきましょう。 注文住宅との違い ではまず、注文住宅と分譲住宅(建売)の違いについて見ていきましょう。 【注文住宅】 お客様の希望に合わせた家を位置から作っていくものになります。いわば、フルオーダーの世界に一つだけの自分の家を作ることが可能です。 我々石丸ハウスセンターはこのフルオーダーメードの注文住宅を立てていますが、ハウスメーカーさん等はある程度間取りが決まっていてそこに好きな材料を選んでいく…という、いわばセミオーダー的なものが多いです。 【分譲住宅】 分譲住宅とは、既に建てられている新しい家を購入するのが、分譲住宅です。建売住宅も同じ意味だと思っていただいてOKです。 販売用に建てられているため一般的な家庭が住みやすい作りになっており、様々な中から自分たちの環境に合った家を選ぶことになります。 注文住宅のメリットデメリット ここからは両方のメリットとデメリットを見ていきましょう。 まずは注文住宅から。 【注文住宅のメリット】 ・自分たちの理想の家を建てることができる。 ・間取りや材料、設備なども自由に変えることができる。 ・世界にひとつだけの家を作ることができる。 ・建築現場を見ることができる。 何といっても注文住宅の一番のメリットは、自分の好きな家を建てることができるという点です。(セミオーダーの場合は一部制限アリ) 法律や構造上問題ない範囲内であればどのような住宅でも建てることができるので、自分のこだわりを活かしたオンリーワンの家を建てることができます。 また、建築現場を見ることができるのもメリット言えるでしょう。すでに建てられている家の構造を確認するのは困難ですが、注文住宅の場合はその過程を楽しむことと同時に、構造に不安な点がないかなども確認することがき、おかしいな?と感じた場合にはすぐに確認できます。 必要ない物にはお金をかけない、またはなくしてしまうといったことも可能なため、必要な場所にとことんこだわって作り上げる事ができるのも注文住宅の魅力の一つです。 【注文住宅のデメリット】 ・住めるようになるまで時間がかかる ・何度も打合せが必要 ・完成のイメージが湧きにくい ・金額が高くなりがち 注文住宅のデメリットとしては、住めるようになるまでに時間がかかるという点です。 お打ち合わせ・設計から契約・そして申請をするまででおよそ3~6か月、家を建てる工事期間でおよそ4~6か月程度かかるため、要望や規模によりますが大体10か月くらいはかかるということになります。じっくり悩まれる方だと、1~2年くらいかかる人もいらっしゃいます。 また、自分たちの好きな家を建てられる反面、既に建っている建物を購入するのと比べ完成時のイメージが湧きにくいという点や、オーダーメードのために金額が高額になりがちな点もデメリットと言えるでしょう。 分譲住宅のメリットデメリット 続いて、分譲住宅(建売)について見ていきましょう。 【分譲住宅のメリット】 ・実際の家を見て、買う・買わないを決めることができる。 ・土地も一緒についてくる ・総額が、注文住宅+土地購入よりも安くなることが多い ・注文住宅よりも早く住める 分譲住宅の最大のメリットは、実際の建物を見て検討できるという点でしょう。注文住宅では建ってみてからしかわからない実際のい勝手や広さ等を体感してから決めることができます。 そして当然ながら土地も一緒に付いてくるため、別途土地を探す手間や土地代が別にかかることもありませんし、別々で購入するよりも金額を押さえられることが多いです。 また、注文住宅が住めるようになるまで10カ月程度かかることに対し、分譲住宅なら購入後数週間~1ヶ月程度で住むことが可能なこともメリットの一つでしょう。 【分譲住宅のデメリット】 ・間取りやデザインを自由に決められない ・建てたばかりの家でない(こともある) ・土地がいらなくてもついてくる ・施工や構造に不安が残ることもある 既に建っている家を買うため間取りやデザインを自由に決めることができません。納得いく家を探すのに苦労することもありますし、気に入った家が希望の土地にあるかどうかもわかりません。この家が気に入ったけど勤務先から遠い!…なんてことも十分にあり得ます。 また、新築とはいえ、建てられてから数か月~数年建っている場合も多く、注文住宅のように建って間もない家ではないこともあります。 そして、別で地をお持ちの方の場合、注文住宅よりも高額になることも…(分譲住宅には土地代が含まれているため)さらには固定資産税も余計にかかってしまいます。 間取りやデザインは出来上がったものを見て購入することができますが、施工の過程を見ることができないため、施工内容や構造を目視確認することができないことを不安に思う方もいらっしゃいます(ほとんどないですが、欠陥住宅だったりするかも…。) まとめ 以上、本日は注文住宅と分譲住宅のメリットデメリットについてご紹介しました。 どちらが絶対に良い!とは言い切れませんが、お互いの良し悪しを理解したうえで注文住宅にするか、分譲住宅にするかを決める参考になれば嬉しいです。 ちなみに私達石丸ハウスセンターは、注文住宅を建てています。おススメの材料や設備などもありますが、基本的にはお客様のご要望に合わせた住みやすい家を提案しています。 家作りに不安がある方は、まずはお気軽にご連絡ください♪   ☟関連ブログはコチラ☟ 一戸建ての魅力6選   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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家の日当たりについて考えてみよう

2022.08.23
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家の日当たりについて考えてみよう

日当たりの良い家と言えば【南向き】と言われています。南向きの家は確かに1日を通して日の当たる時間が長いのですが、その他の方角はNGなんでしょうか? 家の日当たりについて考えてみよう 南向きの家は、他の方角と比べて日中の日当たりが良く気持ちの良いイメージがあり人気です。 しかし、生活スタイルによっては必ずしも南向きが向いているとも言い切れない場合も…。なぜなら家の方角によって日当たりの良い時間は変わるから。 そこで今日は、東西南北すべての方角の特徴を見ていきましょう。 東西南北各方向の家の特徴 〇南向きの家 南向きの家は朝から夕方まで一貫して日当たりが良く、すべての方角の中で一番明るい家になります。洗濯物が乾きやすいのもメリットです。 季節や天候にもよりますが、日中は照明無しで過ごすこともできますし、日光で部屋が暖められるため冬場の暖房費削減にもつながります。 しかし、夏場は部屋の中が暑くなりすぎる場合もあります。日の当たる場所にある家具などは日焼けしやすいのもデメリットと言えます。   ・南向きの家がおススメの人 日当たりが良く暖かい家に住みたい人 在宅ワーカーや主婦など、日中の滞在時間が長い人 洗濯物を外に干したい人   〇北向きの家 北向きの家は1日を通して決して日当たりが良い方ではありません。 日中も照明は必要ですし、室温も上がりにくいため暖房費がかさみます。また、日当たりが悪い=湿気がこもりやすくもなるため、ジメジメやカビに注意が必要です。 正直デメリットが多い方角ですが、夏場は比較的涼しく過ごせたり、裏庭を作って家庭菜園やバーベキューなど庭での活動をする場合は北向きの家が良いでしょう。 家の裏側には日光が当たることになるので、リビングを南に持っていくことで、日当たりの良いリビングを作り、庭とつなげることで開放的な作りになります。また、裏庭であればご近所さんの目線も気になりにくいですね。 また、北向きの家なら、玄関は南、リビングは北に分けることができるので、すっきりした間取りになります。玄関の日当たりを気にしないのであればおススメの建て方とも言えます。   ・北向きがおススメの人 人目を気にせず庭での活動を楽しみたい人 裏庭とリビングを繋げて開放的にしたい人 日中はあまり家にいない人   〇東向きの家 東向きの家は、午前中の日当たりがよく、午後に向けて徐々に日が陰っていきます。 朝起きてすぐに日光を浴びるのが良いとされていますので、目覚めの良い朝を迎えたい方に向いています。 また、午後からは直射日光が入りにくいため薄暗くなり、照明が必要になりますが、室内の気温も上がりにくいため、夏涼しい家にすることができます。   ・東向きの家がおススメの人 朝スッキリ目覚めて活動したい人 夏の暑さが苦手な人 午後はあまり家にいない人   〇西向きの家 西向きの家は、いわゆる西日が入り込む家になります。 西日は午後以降の強い日差しのこと。15時以降くらいから日当たりが強くなるので、夕方以降も部屋が暖かくなります。 反面、夏は日差しが強すぎて、暑い・まぶしいといったことが起こります。 朝は日当たりが弱いため照明が必要になることが多いですし、夕方は日の当たる場所の家具などの日焼けにも注意が必要です。   ・西向きの家がおススメの人 寒がりで戦い家がいい人 日中あまり家にいない人 仕事が夜勤など、あまり家にいない人 家の向き以外で日当たりを良くする方法 土地の関係や近隣の家の建ち方などによって、方角以外でも光の入り方は変わってきますし、工夫次第で明るく見せることは可能です。 当然と言えば当然ですが、間取りとしては光を取り込みたい部屋を日当たりのいい位置に持っていくのがベスト。 例えば、お風呂トイレ、寝室はあまり日が当たらない北面に持っていき、南面にリビングを持っていくと、必要な場所に光を取り込める間取りになります。 さらに、吹き抜けにしたり高窓を設置することで光を多く取り込めるようにすることもできます。 また、両隣が家に囲まれている場合、真横に並べるのではなく、隣の家よりも少し前に出したり後ろに下げたりすることで日当たりを確保することが可能な場合もあります。 このように、家の向きだけでなく、間取りの調整・窓の位置・そして建物の位置によって日当たりはある程度コントロールが可能です。 まとめ 以上、本日は家の日当たりについて考えてみました。 日当たりの良い家が南向きなのは間違いないですが、間取りと窓の位置・隣の家との位置関係なども日当たりにとって重要なポイントになります。 また、日当たりが必要かどうかは生活スタイルや住む人によって様々です。 全く日が当たらない家は雰囲気も良くないですし、家と家族の健康的にもお勧めできません。日当たりを良くするためには南向きだけにこだわるのではなく、間取りやライフスタイル、周辺環境なども考慮したうえで、どんな家にするのか?が重要なポイントです。   ☟関連ブログはコチラ☟ 土地はやっぱり南向きがいいの? リビングのカーテン、閉めっぱなしになっていませんか?   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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高性能化リフォームという選択肢を

2022.08.02
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高性能化リフォームという選択肢を

持ち家を持つ = 新築のイメージが強いと思いますが、近年、リフォームにもどんどん注目が集まってきています。 性能向上リフォームという選択肢を リフォームというと、部屋の一部や水回りを修繕するなど、『古い家を直して住む』というイメージが強いと思います。 そのため特に若い方には抵抗があり、古い家を出て新築を建てる方が多いです。 しかし最近は技術の向上もあり、間取りやデザインを変えるだけでなく、家の性能自体をアップさせる【高性能化リフォーム】に人気が出てきています。 性能向上リフォームとは? 性能向上リフォームとは ・断熱性能を向上させる ・耐震性能を上げる ・バリアフリー化 ・省エネ化 といったように、家の性能や利便性を高めることを目的とした大幅リフォームのことを指します。 古い家は見た目が傷んでくるだけでなく、地震に対する耐久性が弱かったり、暑さ寒さに弱いといった点が新築よりもどうしても劣ってしまう部分でした。 性能向上リフォームを行うことで、見た目や故障部分の改修だけでなく、家自体の性能をアップし、新築にも目劣りしない家に生まれ変わらせることが可能です。 なぜ今、性能向上リフォームが選ばれているのか? ではなぜ今、性能向上リフォームが選ばれるようになってきているのでしょうか? その背景には様々な問題が含まれています。 ・金銭的事情 近年の社会情勢の影響での建築資材や備品類の大幅な高騰により、家の価格は数年前と比べるとかなり上がってきています。 建築資材以外でも、食材や生活必需品などの値段も高騰してきており、生活費負担も増えてきています。 つまり、『家にかけられるお金は減ってきているのに、家の値段が上がってきている』という状況になってきているんです。 また、金利も上昇傾向にあるため、金融機関から借りれるお金の額も減る可能性があります。 さらに新築を建てる場合、土地が必要になり、当然土地の購入にもお金がかかります。 規模にもよりますが、土地と新築の価格を合わせると、3500万円から4000万円程度が必要になってくるでしょう。 その点、性能向上リフォームの場合、全体を大幅にリフォームした場合でも、土地+新築の金額よりも大幅にコストダウンできることが多いです。 持ち家をリフォームする場合はもちろんですが、安い中古物件を購入する場合でも、価格は安くなることがあります。 そのため、最近の価格高騰や物価上昇、金利上昇の状況下において、性能向上リフォームは金銭的にもおススメであるといえます。 ※既存住宅の状況によっては、新築のほうが安くなる場合もありますので、中古物件の購入前にリフォーム業者に問い合わせるのがおススメです※ ・空き家問題 現在、日本には約6200万戸の住宅があるとされており、そのうちの13.5%、つまり約840万戸が空き家であるといわれています。 空き家になってしまった家はそのまま放置されることが多く、安全面や見た目にもあまりよくありません。また、空き家が増えることで、過疎化や地域の荒廃にもつながってしまいます。 性能向上リフォームは、古くなった家を新しく生まれ変わらせることで快適な暮らしを提供し、人口の流出を防ぎ、地域活性化につながる一面も持っています。 家族が残してくれた思い出の家を大切にしたい!という思いからリフォームをされる方も多いです。 また、近年は田舎暮らしにあこがれる方も多く、空き家の性能向上リフォームによって移住者を呼び込んでいる自治体もあります。 ・少子高齢化 少子高齢化や核家族化が進み、高齢の夫婦が二人暮らしという家庭が多くなってきています。 高齢夫婦の住む家の多くは築数十年の家が多く、そういった古い家は、耐震性・断熱性共に低いもの。 高齢の方になるとヒートショックなどの健康問題も重要ですし、バリアフリー化なども含め、性能向上リフォームを望まれる方が増えています。 ・各種補助金 家の性能を向上させるためのリフォームには、国や自治体から補助金が出る場合があります。 例えば2022年8月現在実施中の長期優良住宅化リフォーム補助金では、最大250万円の補助を受けることが可能です。 毎年補助制度は変わりますが、断熱や耐震、バリアフリー化などの工事には、ほぼ毎年なにかしらの補助金が出ることが多いです。 補助金を受けることで、お得にリフォームが可能なのも、性能向上リフォームのメリットと言えます。 リフォーム方法は要望に合わせることが可能 性能向上リフォームは、お客様の要望に合わせて行うことができます。 新築に近い断熱性、耐震性を持たせたい場合は、今ある家を柱だけの状態にしてから断熱材や耐震構造を付け加えていくため、大がかりな工事になり費用も高くなります。 寒さ対策の場合は、良く使う部屋だけ断熱をする『部分断熱』という方法もおススメです。例えば2階はほとんど使わないのであれば、1階部分だけを重点的に断熱したりすることが可能です。 耐震性能に関しては、部分的に行っても性能を十分に高めることは難しいですが、家の補強という意味では一定の効果を発揮することができます。 性能だけでなく、間取りやデザインも もちろん、間取りやデザインも変更可能です。 外壁を張り替えたりクロスを変えたりすることだけでなく、部屋の大きさを変更したり、位置を変えたり、畳をフローリングにしたりと様々なリフォームが可能になります。 古い和風の家を、洋風な見た目に変えることもできますし、家の中の設備も新しくすることができます。 間取りに関しては現在の柱や梁の位置に依存する部分があるため新築ほどの自由度は見込めませんが、使い勝手から見た目も性能も大きく変化させることが可能です。 新築だけでない選択肢も 本日は、性能向上リフォームについてご紹介しました。 家を持つというと、一番に思い浮かぶのが『新築』だと思います。リフォームというと、古いものを何とか直して住むというネガティブなイメージを持っている方も少なくありません。 ですが近年はその技術の向上から、性能、デザイン共に新築に負けないくらいのリフォームが可能になってきています。 空き家問題や過疎化が深刻で、物価や金利高騰が騒がれている今、性能向上リフォームは、新築に並ぶ、住まいの選択肢になるのではないかと思います。   ☟関連ブログはコチラ☟ リフォームで後悔しそうなポイントをご紹介 リフォームでできること、できないこと   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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住宅見学会に参加する際のチェックポイント

2022.07.23
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住宅見学会に参加する際のチェックポイント

家を建てる前に住宅見学会に行く方のために、押さえておきたいポイントを纏めてみました。 住宅見学会に参加する際のチェックポイント 住宅見学会に参加する際、皆さんはどんなところをチェックしていますか? ただふらっと見に行って、なんとなく良かったね~、と帰ってくるのではなんの収穫もなく時間がもったいないだけです。 せっかくの見学をより自分たちの家づくりに生かすためにも、事前準備と見学時に見るべき点をご紹介します。 事前準備 住宅見学会に行く前の、事前準備も非常に重要です。 まず、家族でどんな家に住みたいかのイメージを固めておきましょう。そして、それに伴うチェック表を作っておくのも良いですね。 また、事前に質問したいことを纏めておくのもおススメです。 こうすることで、見落としや確認漏れを防ぐことができ、より有意義な見学会にすることができますよ。 また、準備物としてお勧めなのが、 ・カメラ(スマホ可) ・メモ帳 ・懐中電灯 ・メジャー 等です。 ただし、カメラでの撮影は禁止されている見学会も多いため、必ず確認してから撮影するようにしましょうね。 家族構成をチェック まず一番重要なのは、見学する家に住む人たちの家族構成です。 これがわからないと自分たちの家との比較ができません。6人家族が家を建てるのに、3人家族の家を見ていてもほとんど参考になりませんよね。 理想なのは、自分達の家族構成と可能な限り近い人が建てた家を見学すること。そうすることで、部屋数や部屋の広さをよりリアルに体感できます。 間取りをチェック 間取りのチェックは必ず行いましょう。 玄関からリビング、リビングからお風呂やランドリールーム等への導線、トイレの位置、寝室や子供部屋の配置まで…。自分たちの生活をイメージしながら行ったり来たりしながら『ここはマネしたいな』『ここはこうしたいな』といった要望をメモしていきましょう。 疑問に思ったことは、『ここはなぜこうなっているのか?』と質問するようにしましょう。見た目だけではわからない理由が聞けるかもしれませんよ。 設備をチェック 各部屋の扉や家具、キッチンやお風呂、トイレといった設備もきちんと確認しておきましょう。 可能であれば実際に触ってみて、使い勝手を確認してみるのが良いでしょう。 例えば、お風呂は足が延ばせる広さか?キッチンの高さは高いか低いか?を体感しておけば、自分たちの家に取り入れる際のサイズの目安になります。 設備類は細かく見てみると、自分達の考えにはなかったけど、これ有ったら便利だよね!と思えるものが出てくることが多いです。いいなと思ったものは側メモして忘れないようにしておきましょう。 収納をチェック 玄関、リビング、寝室、子供部屋など各所の収納も要チェックです。 部屋の広さばかりに気を取られていると、収納が足りなかった…と後悔することになります。 収納サイズだけでなく、中の設備は使いやすそうか?場所は使いやすそうか?自分達ならこう使うよね…というイメージを膨らませながら見てみましょう。 外観・外構をチェック 見学会というと、どうしても内装に集中しがちですが、外観や外構にも目を向けましょう。 使われている外壁材や玄関ポーチの仕様、アプローチや庭等、外回りにも参考になる場所は多いです。 また、駐車スペースも要チェックです。スペースは何台分確保されているのか?自分たちの車のサイズ感だとどれくらい広さが必要か?車から家までの動線はどうか?なども確認しておくと良いでしょう。 営業マンをチェック 家作りは、住宅会社との相性もとても重要です。 特に、案内してくれた営業マンは今後も担当者になる可能性が高い人。人柄やしゃべり方に好感が持てるかどうか?住宅の知識があるか?親身に相談に乗ってくれそうか?などをその場でしっかりとチェックしておきましょう。 家作りは数か月~数年という長い期間になり、営業マンとの付き合いも長期にわたります。頼りなさそうな営業マンや高圧的な営業マン等、不安をおぼえるようでしたらその住宅会社は避けた方がいいかもしれません。 見学会でのマナーもチェック 住宅見学会は『実際に住む方が建てた家を事前に見学させてもらう』というのが一般的です。つまり、住み始める前のまっさらな状態の家を貸してもらっているのです。 そのため、 ・床や壁、家具などに傷をつけたりしないように丁寧に扱う ・走り回ったり飛び跳ねたりしない(特にお子様連れに注意) ・飲食は原則禁止 ・写真撮影をする場合は必ず許可を取る などの配慮が必要です。 多くの見学会では、受付で手袋を渡されますので、会場内では必ず手袋をしておくようにしましょう。 まとめ 以上、住宅見学会のチェックポイントをご紹介しました。 見学するときのポイントは、自分たちのイメージを明確化する、家族構成が似た家を見学する、気になったことはメモ&質問するという点です。 見学会が終わった後は、家族でもう一度、良かった点・気になった点を洗い出してみましょう。良いなと思ったものをリストアップし、優先順位をつけていき、本当に必要かどうかを検討することも大切です。 住宅見学会は、モデルハウスよりも自分たちの生活に近い家を見ることができる絶好の機会です。 事前準備をしっかりと行い、有意義な時間にしてくだだいね。   ☟関連ブログはコチラ☟ 参考になるモデルハウス・ならないモデルハウス   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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住んでみてから後悔したポイントって?

2022.07.19
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住んでみてから後悔したポイントって?

住んでみてから後悔したポイントって? 新築を建てる際、どれだけ事前に調べてみても、住む人、使い方、趣味の変化、家族構成の変化などから、住み始めてからの後悔は大なり小なりあるものです。 そこで今日は、住んでみてしばらくしてから後悔したポイントについてまとめてみました。 後悔ポイント①コンセントの位置・数 もっともよく上げられるのが、コンセントの位置と数の失敗です。 一般的な必要数と必要な位置には、住宅会社さんがコンセントを設置してくれますが、コンセントの必要な場所と数は 何を、どこで、どのように、いつ使うかで、大きく変わってきます。 例えばキッチン家電を良く使う方はカウンター回りにコンセントがたくさん必要ですし、ゲーム機やオーディオ系の家電が多い方は、テレビ周りにコンセントがたくさん必要だったりします。 どこで何を使うかをきちんとシュミレーションできていなかった、またはイメージを業者さんに伝えきれていなかった…などが失敗の原因になります。 コンセントを増やせばそのぶん費用もアップしますし、見た目にも影響するのでなんでもかんでも設置すればいいものではありません。どこでどんな家電を使うのか?をイメージしたうえでコンセントの位置と数を吟味するようにしましょう。 後悔ポイント②収納が足りない 思ったよりも物が多くて、収納が足りない!!というのも失敗しやすいポイントです。 部屋を広くしたいという思いが先行しすぎて、収納がどんどん小さくなっていってしまうことがあります。 収納がどれだけ必要かは、各家庭によって違います。何を、どこに、どれだけしまいたいのか?洋服が多い人は部屋のクローゼットが大きい方がいいですし、靴が多い人はシューズクロークや土間収納が必要です。また、趣味のものや季節用品が多い家庭は、納戸やウォークインクローゼットなどがあったほうが便利でしょう。 コンセントの必要な位置と数にも似ていますが、必要な収納の数と広さ、場所も各家庭によって違います。 部屋の広と同じくらい収納の広さも大切です。しまいきれずに部屋中モノだらけ…といったことにならないように、収納の数と広さをもう一度よく考えてみましょう。 後悔ポイント③部屋の広さ 部屋の広さも、『こうしておけば良かったな~』と後から思いがちなポイントです。 狭いことが不満になることはもちろん、実は広すぎて後悔した…なんてこともあるんです。 広々とした部屋は開放的で過ごしやすいイメージですが、広すぎるというのも意外と不便なことが…。掃除が大変だったり、エアコンの効きが悪くなったり、子供に目が届きにくかったりと、必要以上に広い部屋にはデメリットがあるんです。 失敗や後悔のない家の広さを決めるには、どんな部屋が必要でどのくらいの広さがあればいいのか、不要な部屋はあるのか、家族みんなで話し合うことが重要です。 後悔ポイント④トイレの数・位置 トイレが2階にも欲しかった、場所が不便という声も聞こえてきます。 トイレを1階だけにしたけど、夜トイレに行くの面倒だったり、家族が多く朝のトイレ渋滞が苦痛…といった不満や、リビングやダイニングに近くしすぎてトイレの音やにおいが気になる…など、トイレの数と位置で後悔する人がいるんですね。 トイレの間取りって後回しにされがちですが、トイレは毎日何度も使う場所。家の中で最も使用頻度の高い設備といっても過言ではないでしょう。使い勝手と音と匂いに配慮したベストポジションを業者さんと一緒に考えてみてください。 後悔ポイント⑤オプションを追加しすぎた 追加オプションをこんなにつけなければよかった…と言う意見もあります。 ・見るものすべてが良く見えて、たくさんオプションをつけたけど、実際住んでみたらほとんど使わなかった ・オプションをつけすぎて金額が想像以上に高くなってしまった。 といった後悔をされる方がいらっしゃいます。 いいな~と思うオプションをすべて取り入れていたらキリがありません。実際に住んでみないとわからない部分が多いですが、自分たちに本当に必要かどうか?家族みんなでよく吟味してから採用を決めるようにしましょう。 反対に、必要なもののグレードを低くしすぎて後悔している方もいらっしゃいます。無駄なオプションは可能な限り省き、本当に必要なものにお金をかけた方が満足のいく家になりやすいですよ。 後悔ゼロは難しいけど、限りなくゼロには近づけられる 以上、住んでみてから後悔しやすいポイントについてご紹介しました。 実際に住んでみないとわからない部分はたくさんあるので、後悔をゼロにするのは難しいかもしれません。しかし、失敗しやすいポイントを抑えること、そして自分たちの生活に置き換えてよく考えてみることで、限りなくゼロに近づけることは可能です。 後悔しない家づくりの参考になれば幸いです♪   ☟関連ブログはコチラ☟ 家作りで失敗しがちなコンセント   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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建て替え、リフォームの際の仮住まい準備はお早めに!

2022.07.07
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建て替え、リフォームの際の仮住まい準備はお早めに!

家を建て替える場合、そして大きなリフォームの場合、一時的に暮らすための仮住まいが必要になります。 今日はそんな仮住まい探しについてのお話です。 建て替え、リフォームの際の仮住まい準備はお早めに! 家を建て替える場合や、居住スペースを含む大がかりなリフォームの場合、一度家を解体してから再度作り上げていくため、しばらくの間は住むところが無くなります。 そのため、新しい家が完成するまでは賃貸物件などへの『仮住まい』が必要になります。 そしてこの仮住まいの準備は、早めにしておかないと間に合わなくなってしまうかもしれません。 引っ越しは結構大変 ではなぜ、仮住まいの準備は早めに行う必要があるのでしょうか? 一番の要因は『荷物』です。 家の中に荷物がある状態だと、当然ながら解体作業ができません。リフォームの場合、改修しない部屋に移動しておけばいいのですが、建て替えの場合は一度すべてを家から出さなくてはいけません。これを外に置きっぱなしにするわけにもいかないため、今ある荷物は仮住まいに運び込む必要があります。 この荷物の移動作業に結構時間がかかります。いるものいらないものを区別したり、梱包したり、引っ越し業者に依頼したり…。やることがいろいろあるんです。そのため、引っ越しの段取りなども考慮して早めに動く方が安心なんですね。 そしてさらにやっかいなのが、それらの荷物が仮住まい先に入るのかどうか?という点です。 条件に合う仮住まいがなかなか見つからない… 一軒家に置いてあった荷物を仮住まいに移動しようと思うと、結構な広さのアパートや借家が必要になります。 そのためある程度の広さがある物件を探すことになるのですが、この仮住まい探しがなかなか大変です。 というのも、仮住まいは広さだけでなく、その他の条件に合うかどうかが大切だから。 例えば… ・賃貸料金は許容範囲内か? ・学校や職場から近いか? ・ペット可能か? ・駐車スペースがあるか? ・高齢者がいる場合、出入りに負担がないか? などが挙げられます。 そして『仮住まい』であるため、短期入居が可能であることが必須となります。 もちろんある程度の妥協も必要になりますが、これらの要望+短期入居の全てを叶えてくれる物件って、意外と少ないため、探すのに苦労する可能性があります。 いざ解体!!となったときに、仮住まいが決まっておらず作業開始できない…なんてことも十分に考えられます。 そのため、物件探しは早めに行っておくほうが安心なんですね。 荷物はレンタル倉庫へ!という考え方も 短期入居できる好条件の物件が見つかったけど、どうしても荷物が入らない…。そんな場合は、レンタル倉庫を借りるというのも一つの手です。 レンタル倉庫とは、月数千円~程度で荷物を置く倉庫を借りられるサービスです。 仮住まいには洋服や食器等生活に必要最低限のものだけを持っていき、そのほかの大きな荷物はレンタル倉庫に預けておけば、狭い部屋でも問題ないですよね。 無理に広い物件を探すよりも金額面でも安くなる可能性もあります。 まとめ 仮住まいへの引っ越し作業、そして条件の合う物件を探すのは結構大変です。 実家に仮住まいできる場合などはその負担は軽減されますが、一から住むところを探すとなると意外と時間がかかるんですね。 まだまだ着工まで時間あるし~。ってのんびりしていると、後々焦ることになるかもしれません。 着工が遅れると、当然完成時期も遅れてしまいます。業者さんのスケジュールもありますから、たった数日の着工の遅れでも、完成は数か月のずれになるかもしれません。 仮住まいの準備だけではありませんが、何事も余裕を持って計画していきましょうね!   ☟関連ブログはコチラ☟ 『水回りのリフォームには日数がかかります』 『リフォームか建て替えか悩んだら』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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天井の高さはどれくらいがいいの?

2022.06.29
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天井の高さはどれくらいがいいの?

天井の高い家は広く開放的に感じますよね。今日は天井の高さのお話です。 天井の高さはどれくらいがいいの? 一般的に、日本の家の天井の高さってどれくらいなのでしょうか? 答えは、『240㎝』つまり、2m40㎝です。 建築基準法では天井高は210㎝以上必要と定められており、一昔前は220㎝くらいのものが多かったですが、最近は椅子に座っての生活が主流になったこともあり、240㎝が一般的になってきました。 近年は240㎝より高い天井の家も多くなってきています。吹き抜け天井や勾配天井などの天井の高い家は、開放的で広さを感じられるため人気があるんですね。 高い天井のメリットとは? 天井の高い家が人気の理由は『解放感のある空間になる』こと。これこそが天井が高いことのメリットです。 特に吹き抜けや勾配天井などは、さらに天井高を上げることができるため、より開放的な空間を作り上げることができます。 また、天井を高くすることで高い位置に窓を設置することができるため、光を取り込んだり、視線の抜けを作ることが可能になります。 明るく開放的な家にできることが天井が高いことの魅力ですが、デメリットはないのでしょうか? 高い天井のデメリット 明るく開放的な高天井にも、注意しなくてはいけない点があります。 それは ・冷暖房効率が下がる ・建築費用がアップする ・狭い部屋だと逆効果も… の三つです。   ・冷暖房効率が下がる 天井が高くなるということは、部屋の容積が増えることになります。 部屋の空間が広くなるため、結果として天井が低い部屋と比べて冷暖房効率が下がってしまいます。 暖かい空気は上に溜まり、涼しい空気は下に溜まりやすいためなおさらです。 天井の高い家にするなら、断熱性・気密性の高い施工とセットにすることが必須となります。 ・建築費用がアップする 数十センチ程度天井が高い家ならばそれほど変わりませんが、吹き抜けにする場合などは構造上太い柱を使わなくてはいけなくなるため、建築費用がアップする場合があります。 また、天井や壁紙を施工する際に足場が必要になり、費用がかさむことも…。 ・狭い部屋だと逆効果も… 高い天井には部屋を開放的に見せる効果があるとお伝えしましたが、実は狭い部屋だと逆効果になることも…。 狭い部屋なのに天井だけを高くすると、縦の長さだけが強調されすぎてしまい、逆に部屋が狭く感じてしまうんです。 部屋を広く見せるにはバランスが大切です。なんでもかんでも天井を高くするのではなく、部屋の広さとのバランスを考えて設置することが大切です。 天井は高い方がいいの? 天井が高い方が、明るくて開放的な空間を作ることができるのが魅力です。 ですが、実はあえて天井を低くすることで、落ち着きのある空間を作り出すことも可能です。 例えば和室や畳コーナーは、天井が低い方がなんだか落ち着きます。畳(地べた)に座ることから、あまり天井が高すぎると開放的というよりはソワソワ落ち着かない空間になってしまうからなんですね。 また、天井の高さにあえて高低差を付けることでメリハリを出すという方法もあります。天井高が一辺倒だと、どうしても間延びした空間に見えてしまいがち。そこにあえて低い部分を作ってあげることで、メリハリと落ち着きのある空間に仕上げることができますよ。 天井を高くするのは、高い天井を作ることが目的なのではなく、過ごしやすい空間を作ることが目的です。そのため、なんでもかんでも天井を高くしていいものではありません。 自分たちの作り上げたい雰囲気が、開放的な空間なのか?落ち着いた空間なのか?はたまたメリハリのある空間なのか?自分たちの理想に合わせて、天井の高さを考えてみてくださいね。   ☟関連ブログはコチラ☟ 部屋の広さの決め方   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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家の断熱ってどうして必要なの?

2022.06.14
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家の断熱ってどうして必要なの?

家づくりをしていく中で、【断熱】という言葉を良く耳にすると思います。 住宅会社によっては『高気密高断熱』を売りにしているところもあり、それだけ断熱は現在の住宅では非常に重要な役割を担っていることがわかります。 今日はそんな断熱のお話です。 家の断熱ってどうして必要なの? 断熱は、読んで字のごとく『熱を遮断する』という意味です。 昔から日本の家はあまり熱を遮断するする作りになっておらず、外が寒いと家の中も寒い家というのが多かったのです。 熱を遮断できないということは、冬は外の冷気が家に入ってきてしまうことに加え、家の中を温めても外に逃げてしまい、すぐに寒くなってしまうということ。 また反対に夏はどれだけ家の中を冷やしても外から熱が入ってきてしまうので、クーラーをガンガンにかけていないと暑くてたまらないということにつながります。 つまり断熱とは、夏も冬も家の中を快適にするために必要なものなんです。 断熱はエコにつながる 断熱をすることで家の中の熱や冷気が外に逃げていくことを防ぎ、効率的に暖めたり冷やしたりすることができるようになります。 冷暖房の主となるのはエアコンですが、エアコンは結構電気を使います。 エアコンが効率的に働くことで、通常よりも設定温度を抑えることができるようになり、結果的に省エネ・エコに繋がることになるんです。 どこを断熱すればいいの? 家を快適にするための断熱ですが、具体的にはどこを断熱すればいいのでしょうか? ・壁の断熱 家の中で一番外に面している部分、それは『壁』です。 壁をきちんと断熱しておかないと、外からの熱が壁を伝い家の中に入ってきてしまいます。そのため、壁の断熱は必要不可欠です。 ・天井(屋根)の断熱 断熱のされていない古い家の場合、夏場は2階が1階と比べて非常に熱くなることがあります。これは屋根に当たる直射日光が部屋まで伝わってしまっているから。 また、熱は上に上がりやすい性質を持っているため、屋根の断熱がされていないと冬場の暖房で温めた熱も天井から逃げて行ってしまいます。 屋根の断熱も、快適な家を作るのに必要となります。 ・床の断熱 冬、床が冷たくて裸足で歩けない!これは床の断熱がきちんとされていないからかも知れません。 冷たい空気は下からやってくるため、床の断熱も忘れずに行いましょう。 ・開口部の断熱 開口部とは、窓やドアのことを指します。 どれだけ壁や床の断熱がしっかりしていても、開口部から隙間風が入ってくるのでは熱が逃げてしまいます。 また、ガラス面から移動する熱の量は壁などの10倍近くと言われています。 実は断熱で一番重要なポイントを握っているのは『開口部』、特にガラスを多く使っている『窓』なんですね。 どのように断熱するの? ご紹介した通り、外気と触れる部分には断熱が必要ということがわかりました。 では、断熱にはどのようなものが使われるのでしょうか? 壁や屋根、床の断熱には【断熱材】と呼ばれるものが使われます。 断熱材には主に、 ・繊維系断熱材 ・発泡系断熱材 の2種類があります。 ・繊維系断熱材 細い毛糸のような繊維状の素材が重なり合って、その中に空気を閉じ込めることで断熱効果を生むものをいいます。ダウンジャケットや中綿の布団を思い浮かべると良いでしょう。 ガラスを利用したグラスウールがポピュラーな素材ですが、他にも岩石などが原料のロックウール、紙を原料としたセルロースファイバーなどがあります。 ・発泡系断熱材 プラスチック系の素材を発泡させて、素材の中に小さな気泡を閉じ込めることで断熱効果を生みます。 身近なもので言えば、発泡スチロールも発泡系断熱材になります。 代表的なものにはウレタンフォームやポリスチレンフォーム(発泡スチロール)などがあります。 断熱材の施工方法 様々な断熱材がありますが、これを施工する方法には ・外張り断熱 ・充填断熱 ・付加断熱 の3つがあります。 ・外張り断熱 柱の外側や外壁、屋根などに断熱材を貼り付ける工法です。家の構造ごと覆うことで、熱が入らないようにする仕組みです。 断熱性が高く施工しやすい工法ですが、コストが比較的高めになります。 ・充填断熱 柱と柱、梁と梁の間を断熱材で埋めていく工法です。 断熱性能は全体を覆う外張り断熱よりは劣りますが、コストを抑えることができます。 ・付加断熱 外張りと充填の両方を取り入れた方法です。 ダブルの断熱で性能はグンと上がりますが、そのぶん当然コストが上がります。 どの断熱材、断熱工法を取り入れているかは施工業者によって様々ですので、気になる方は確認した方がよいでしょう。 ちなみに弊社がおすすめしている【エアサイクルの家】は、外張り断熱工法になります。 開口部(窓)の断熱方法 ここでは特に窓の断熱方法についてご紹介します。 窓の断熱は ・複層ガラス ・2重サッシ の主な3つの方法があります。 ・複層ガラス 1枚のサッシに2枚以上のガラスを使い、ガラスガラスとの間にガスを充填したり真空にしたりして、その中空層で断熱する方法です。 ガラスが2枚のものをペアガラス、3枚のものをトリプルガラスと呼び、ペアよりもトリプルのほうが断熱効果が高くなります。 ・2重サッシ 窓の内側にもう一つ窓を設置して断熱する方法です。窓が2つになることで空気層を作り出すため、断熱に加え、防音性能も期待できます。 既存窓の内側に窓を設置するため、工事が簡単でリフォームにも最適です。 断熱と防音の両方を叶えてくれますが、2つの窓の開け閉めと掃除が必要になるため、良く開け閉めする場所に取り付けると不便に感じてしまうかもしれません。 ガラスとサッシの種類も重要 ガラスには通常のものと【Low-Eガラス】というものがあります。 Low-Eガラスは、『ローエネルギーガラス』の略で、省エネに特化したガラスのこと。特殊な金属膜をガラスに施すことで、熱を遮断して断熱効果を高めてくれます。 また、【アルミ製】なのか【樹脂製】なのかで断熱性能が変わってきます。 樹脂はアルミの約1000倍も熱を通しにくいといわれており、樹脂製のサッシはアルミ製と比べて断熱効果が高くなります。 反面、樹脂製のサッシは紫外線によって劣化しやすく、アルミ製よりも寿命が短いのがネックです。 そのため、紫外線の当たりやすい外側はアルミで、内側だけ樹脂で作られた【複合サッシ】というものもあり、両方のいいとこどりをしているので人気があります。 まとめ 夏涼しく、冬暖かい家ならば、年中快適に暮らせますよね。 そのために大切なのが『断熱』です。 最近では断熱が全くされていない家というのはまずありえません。どんな家でも最低限の断熱性能を持っているため、どこで建てても昔の家と比べると快適なのは間違いありません。 しかし。断熱工法によってメリット・デメリットがありますし、業者によって取り扱っているものが違う場合があります。 ちなみに石丸ハウスセンターでは、外張り断熱『エアサイクル工法』以外にも、充填断熱、付加断熱も取り扱っており、お客様のご予算・ご要望に合わせてご提案しています。 ずっと過ごす家だから、見た目はもちろん断熱にもこだわってみてはいかがでしょうか。   ☟関連ブログはコチラ☟ 『エアサイクルの家って何??』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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そろそろ梅雨入り…洗濯物はどこに干す?

2022.05.31
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そろそろ梅雨入り…洗濯物はどこに干す?

そろそろ全国的に梅雨入りの季節。 この時期困るのが、洗濯物を外に干せない!!という点です。 そろそろ梅雨入り…洗濯物はどこに干す? 雨が降っていると、必然的に室内に干すことになります。梅雨時期は雨も多いため、どうしても部屋干しの頻度が増えるでしょう。 ただでさえ北陸地方は雨が多く、冬は雪も降る地域…。 新築を建てる際に、雨の時にどこに洗濯物を干すかもきちんと考えておく必要があります。 そこで今日は、室内干しの場所とその特徴を見ていきましょう。 部屋干しする 一番コストがかからないのが部屋干しです。 客間や和室、子供部屋などの普段使っていない部屋を使って洗濯物を干すという方法です。 この際の注意点は、湿度が上がり、部屋にカビが生えてしまうことがあること。また、洗濯物が生乾きになりがちで、臭いが発生してしまうことも…。 これを防ぐために換気をきちんとしたり、扇風機を回したり、それでもなかなか乾かない場合には除湿乾燥機やエアコンの除湿機能を使いましょう。 洗面脱衣室に干す 洗面脱衣室に物干しポールを設置して干すのもコストを抑えることができます。 もともと洗濯機も脱衣室に置いている方が多いですし、導線的にも最短でらくちんです。脱衣室には基本的に換気扇もついているので、湿気の心配もありませんね。 ただし、洗面脱衣室を使用するときに洗濯物が邪魔になったり、来客時にちょっと困ったりするかもしれません。 浴室に干す 浴室乾燥機付きの換気扇が付いたお風呂場なら、浴室干しが可能です。 これも導入コストはほとんどかかりませんし、乾燥機能を使うので部屋干しや脱衣室干しよりも効果的に短時間で乾かすことが可能です。 ただし、この方法のネックは『電気代が高額』になることと、『お風呂に入っている間は使えない』という点です。 毎日使うとびっくりする電気代になりかねないので、乾きにくい厚手の服や大物洗い時に限定するのがおススメです。 サンルームを設置する 外付けのサンルームを設置して干すという方法です。 ベランダに窓ガラスが付いたような場所のため、日当たりも風通しも良いため、雨を防ぎつつ洗濯物をしっかり乾かすことができます。 日当たりが良い半面、夏場のサンルーム内はかなり熱くなるので注意が必要です。 また、家の外につけるためデザイン性に影響するという点と、数十万円~100万円くらいかかるのでコスト面が気になるところ。 ランドリールームを設置する 部屋干しや浴室干し、サンルームのデメリットを踏まえ、近年は『ランドリールーム』が人気になっています。 洗濯→干す→取り込む→たたむ を一部屋でできるようにしておけば、室内外を行ったり来たりせずに家事が一か所で完結します。また、脱衣場に隣接していれば家事導線もらくちんになりますね。 ランドリールームを設置する際は必ず換気扇を付け、窓は2か所以上にして風通しを良くするのがおススメです。 ただし、専用の部屋が必要になるため、他の部屋の広さに影響する可能性があることと、導入コストがかかることがネックと言えるでしょう。 まとめ 一言に室内干しといっても、このようにいくつかのパターンがあります。 おすすめなのは、やはりサンルームやランドリールームといった洗濯物を干す専用のスペースを設けること。 予算の関係で難しい場合は、の他の場所に干すことも視野に入れて、あらかじめ干しやすい環境と設備を導入することを考えてみてくださいね♪   ☟関連ブログはコチラ☟ 『洗濯物が乾かないときはこれを試して』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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