Ishimaru's ブログ

2021.04.01
家づくりお役立ち情報

リフォームか建て替えか悩んだら

今住んでいる家が古くなってきた場合、リフォームするか建て替え(壊して立て直す)するかは悩ましいところ。。

今日はそんなリフォームと建て替えどちらがいいかを判断する際のポイントをご紹介します。


リフォームか建て替えか悩んだら



リフォームと建て替えの定義

リフォームは、今ある家の柱や梁などの基礎の部分を残して部分的な改築や増築、修繕などを行うこと。近年では大幅なリフォームは、リノベーションとも呼ばれています。

対する建て替えは、一度家全体を解体し、更地の状態から建て直すことを言います。

ではリフォームと建て替え、どっちにしよう?と迷ったとき、何を判断基準に選べばいいのでしょうか?


リフォーム?建て替え?の判断材料

1,築年数

築●●年だからリフォームでOK、築□□年だから建て替えしないと…という明確な基準はありませんが、築40年以上たっている場合は、建て替えの方がいいかもしれません。

というのも、1981年 (昭和56年)に新しい耐震基準に改訂され、耐震基準が大幅に変わったためです。それ以前に建てられた家は耐震設計上弱い可能性があり、リフォームの場合には大掛かりは耐震工事が必要になる場合があります。

2,土地と建物の関係に注意

地域や場所によって異なりますが、建築基準法の関係で建て替えが出来ないことがあったり、建て替えた場合今よりも家が小さくなる可能性があります

事前に市区町村などに確認、または我々のような工務店に相談してください。

3,構造部の補修が必要か?

構造部分が湿気や結露によって腐食していたり、シロアリの被害が大きかったりするとリフォームの規模はどんどん大きくなります。地盤や構造そのものに問題がある場合はリフォームでは対応できない場合も…。

これから数十年、例えばお子さん・お孫さんの代までその家に住んでいきたいという場合には、リフォームよりも建て替えのほうが安心です。

4,家族構成・将来像

例えば元々3人家族で部屋数も最小限しかなかったのに、二世帯同居をすることになった場合、間取りが大きく変わることになります。また、ご家族が高齢になったりしてバリアフリーなどの対策が必要になった場合も、構造の大掛かりな変更が必要になります。

リフォームの場合は建て替えと比べ間取りの自由度に制限が出るので、大掛かりな変更が必要な場合は、建て替えの方がスムーズかもしれません。

5,コストを比較

一般的には、リフォームの方が建て替えよりも安く済むことが多いです。これは解体費用や材料費などが建て替えの方が多くかかるのが要因です。

しかしリフォームの場合は修繕部分を一つひとつ直していくため建て替えよりも作業効率が悪くなり、家の状態によってはリフォームの方が高くなる場合もあります

また、リフォームは作業に取り掛かってみてから、解体しないとわからない思わぬところが悪くなっていたりで、最初の見積金額よりも実際の費用が上がる可能性もあります

リフォームの場合と建て替えの場合、2種類金額を出してもらって比較するのも重要です。その際、リフォームは追加金額がかかる可能性も考えておきましょう。

6,税金を比較

お住まいの地域で異なりますが、多くの市区町村の場合、バリアフリーリフォームや耐震リフォームをする場合、減税の対象になる場合があります

また、固定資産税もリフォームの方が建て替えよりも安く済む場合が多いです。


まとめ

リフォームが最適か・建て替えがいいのか迷った場合はこれらの判断ポイントを目安にしてみてください。

費用や状態からどちらがベストなのかのアドバイスもさせていただきますので、悩んだ時にはぜひご相談くださいね♪

 

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