Ishimaru's ブログ

2021.12.21
住宅豆知識

暖房機器の電気代

冬になると、電気代が気になる季節になってきます。

エアコンなどの暖房機器は寒い冬を過ごすのに欠かせないですし、かといってガンガン使うとどうしても電気代が跳ね上がってしまいます。

そこで今日は、暖房機器の電気代を比較して、節電の方法を考えてみましょう。


暖房器具ごとの電気代


それでは、様々な暖房機器の1時間ごとの電気代の目安を見てみましょう。

※1kWh当たり、27円で算出した目安です。電力のプランや使用機器によって数値は異なります※

 

・エアコン  2.8~40円

 金額にばらつきがありますが、運転開始時は電気代が高く、部屋が暖まってくると電気代が低くなります

 設定温度を高くしすぎないことが節電のポイントです。

・セラミックファンヒーター   強/32円 弱/15円

 セラミックファンヒーターは電気代が高額な部類に入ります。

 付けてすぐに暖かくなるのが利点ですが、広い部屋や長時間の使用には適さないので、脱衣場やトイレなどに設置するのがおススメです。

・ハロゲンヒーター  強/27円 弱/9円

 電気ストーブとも呼ばれるハロゲンヒーターは、広範囲を温めるのは苦手なため、机の下の足元など、近い場所に設置するのがベストです。

 強運転だと、1時間の電気代が結構高額なので注意が必要です。

・オイルヒーター  強/20円 弱/12円

 オイルヒーターは、風は出ないけど輻射熱で広範囲を温めることができますが、暖まりきるまでに時間がかかります

 しかし、断熱がしっかりしている部屋でないと効果を発揮しづらいため、和室などには向きません。

 

局所的・短時間の暖房ならセラミックファンヒーターやハロゲンヒーターが向いていますが、ずっとつけておくならばエアコンのほうが節約になります。

オイルヒーターは電気代も高めで長時間運転しないと効果がないため節電には向きませんが、風が出ないため、ハウスダスト等を巻き上げることがなく、乾燥や空気を汚すこともないため、小さなお子さんがいらっしゃる家庭などに向いています。


その他の暖房機器の電気代


部屋を暖める以外にも、こたつなどの暖房機器の電気代も見ていきましょう。

 

・こたつ  強/4.5円 弱/2円

・電気カーペット 強/9円 弱/4.5円

・電気毛布  強/1円 弱/0.6円

 

夜寝るときが寒い場合は、エアコンをつけっぱなしにするよりも、電気毛布を使う方が節電になりますね。

電気カーペットやこたつはそれだけ単体では室内が寒いため、エアコンなどとうまく組み合わせて使うことで節電につなげましょう。


暖房機器以外の電気代にも注意


暖房機器以外でも、電気代に注意したい家電があります。

それは、【冷蔵庫】【テレビ】【照明】です。

冷蔵庫は1日中動いている家電です。省エネモードなどがある場合は設定しておくことをおススメします。

テレビも省エネモードを使用したり、こまめに消すなどをこころがけましょう。

また、古い冷蔵庫やテレビは消費電力が大きいものがほとんどです。10年以上使用しているものは、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか?


まとめ


以上、冬の電気代についてご紹介しました。

暖房機器は電気代が高くなりがちですが、用途に合わせてうまく組み合わせることで、節電につなげることが可能です。

また、冷蔵庫やテレビといった毎日使う家電も、今一度使用方法をみなおしておきましょう。

 

☟関連ブログはこちら☟

『床暖房の特徴と導入費用は?』

『結局エアコンってどうすれば節電になるの?』

 

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