Ishimaru's ブログ

2021.08.30
住宅豆知識

木造住宅の特徴とは

日本の家は、大きく分けて【木造】【鉄骨造】【鉄筋コンクリート造】の三つの工法に分けられています。

では、その中のうち、一番多く建てられているのはどの工法でしょうか?

答えは、【木造】の住宅です。

1年間で建てられる住宅のうち、8~9割が木造で建てられています。周りの家を見ても、木造の住宅が多いのではないでしょうか?

このように、日本では古くから木造の住宅が主流になっているんです。

今日はそんな【木造住宅】にスポットを当てたお話です。


木造住宅の特徴



木造住宅とは「柱や梁、土台などの構造部分が木材で作られている家」のことを言います。もっと簡単に言うと「木で出来ている家」全般のことを木造住宅と呼ぶんですね。

木造住宅といっても全て木で出来ている訳ではなく、一部には金属部品を利用するなどして耐震性を高めています。

では、木造住宅の意外と知らない特徴を、もう少し細かく見ていきましょう。


木造住宅は日本の環境にぴったり


日本では、森林が多く木が豊富で手に入りやすかったことや、四季があり高温多湿なため、通気性の良い木造住宅は日本の環境に合っていると言えます。

(現在は輸入木材も多いですが…)

例えば京都の五重の塔は、1300年前に建てられた木造住宅として有名で、千年以上の時を超えた今も現存しています。

また日本は木造が多いですが、ヨーロッパは石やレンガ造りが多い、スイスは丸太をそのまま使ったログハウスが主流といったように、国の自然環境などによって家の建て方は大きく変わってくるんです。


木造は火に弱い?


木は燃えるので、木造住宅は火災などに弱いという印象を持っている方もおおいのではないでしょうか?

確かに、鉄筋などと比べて木は燃えてしまうので、火に弱いのは事実です。

実際、火災保険の金額も、鉄筋造、鉄骨造の家と比べると木造の方が掛け金が高くなります。

ですが、木造の住宅でも燃えにくい素材(対火ボードなどの難燃材)を組み合わせて建てることで、火事に強い家にすることが出来ます。

また、木の表面は燃えやすいですが、木の中心はなかなか燃えません。炭化と呼ばれる現象が原因で、酸素不足により木の中心まで火が回るのにはかなりの時間がかかるんです。

そのため火事の場合でも、あっという間に崩れ落ちてしまう事はまずありえないんですね。


耐久性が無さそう?


古い住宅街を歩いていると、空き家の木が腐ってボロボロに朽ち果てて、今にも倒れそうな家を見たことはありませんか?

このように木=腐る=耐久性がない。と感じる方もいるのではないでしょうか?

木は、湿気の多いところで腐りやすくなります。また、湿気の多い場所や腐った木は、シロアリの大好物。

当然、腐ると耐久性は弱くなりますし、シロアリに食べられた木も脆くなっていきます。

じゃあやっぱり木造は不安な建物なの…?

と心配になりますが、ご安心ください。木材が湿気に弱いことは工務店や住宅会社はしっかりと理解していますので、今では家の中に湿気が多い環境を作らないというのが家づくりの大前提となっています。

例えば、土からの湿気が上がってこないように、床下はすべてコンクリート基礎で固められていますし、防蟻措置といってシロアリ被害に会わないよう処理されています。また、湿気がこもりにくいように換気設備なども充実しています。

きちんとした対策やメンテナンスをしていれば、木造=耐久性が弱い、という事にはならないんですね。

重の塔のような建築物は稀ですが、築100年以上の家が現存していたり、リノベーションして古民家カフェにしたりしているところもあります。

このように、木造の家はきちんと手入れをしてあげれば長持ちするんですね。


木造は地震に弱い?


では、木造の耐震性はどうなのでしょう?

現在の木造住宅の建築条件として、震度6強から震度7の地震で倒壊しないというのが最低限の基準で定められています。

この基準が耐震基準と呼ばれ、上記は『耐震等級1』に該当します。

そしてその1.25倍が『耐震等級2』、1.5倍が『耐震等級3』と、3段階になっています。耐震等級1でも、震度6強の地震に耐えられる構造であり、最低でもこの基準を満たしている必要があるため、木造だからといって地震に弱い、というわけではないんですね。

もちろん、等級が上がれば必然的に価格も上がっていきます。等級1でも簡単に壊れるような家ではありませんが、できればより安心して暮らせるよう、等級2の家を目指しましょう。


木造住宅のメリット


これまで木造住宅の主な特徴をみてきましたが、今度はメリットを見ていきましょう。

建築コストが安い

木造・鉄骨・鉄筋コンクリートの3つの工法を比べた時に、一番安く仕上げられるのが木造住宅になります。

これは木造が安いから悪い…というわけではなく、木材は加工するのが簡単であることや、工法によって工事の効率化を図り、価格を抑えられているというのが一番です。また、需要が多いためその分生産価格を抑えることができているんですね。

間取りの自由度や、リフォームのしやすさ

木造住宅は、その構造上間取りの自由度が高く、またその分リフォームもしやすいのが特徴です。

耐震構造に影響がない部分であれば、柱や壁を取り除くこともできるため、生活スタイルや家族構成の変化で部屋の使い方が変わった場合にも、比較的柔軟にリフォームで対応することが出来ます。

長年住む家ですので、将来のライフスタイルの変化に対応しやすというのは大きな魅力ですね。

木造は軽い

木造住宅は軽いため、ほかの工法と比べ、建てる場所をあまり選びません。

木造住宅は家が軽いため地盤の強さに必要な基準が低くなりますし、地盤がそれほど強くない土地でも一般的な地盤改良をすることで家を建てることができるようになります。

また、本体が軽いので基礎工事にもあまり手間がかからず、その分コストを抑えることも出来るんですね。


木造住宅のデメリット


では反対に、木造住宅のデメリットとはなんでしょうか?

鉄骨・鉄筋コンクリートほどは強くない。

特徴などでも紹介しましたが、ほかの工法と比べると、どうしても耐震、耐火、耐久性において劣る部分があります。

もちろんそれは、対策することで十分カバーできるのですが。

まめなメンテナンスが必要

木造住宅の耐用年数は30年とよく言われます。しかし、よほどの欠陥住宅や、大きな災害に遭わない限りは30年で住めなくなることはまずありません。

現在の木造住宅は工法や性能の向上により、耐久性や住みやすさというのは以前とくらべどんどん向上しています。

しかし、木造住宅はほったらかしにしておくと耐久性が落ちてしまいます。湿気などにより木材が腐食したり、弱っていたりしないかをまめに確認、メンテナンスすることが木造住宅を長持ちさせるための一番の秘訣となってきます。

そのため、定期的なメンテナンスをしてくれる会社や、なにかあったときはすぐに相談できる住宅会社を選ぶことも大切になってきます。


木造住宅の魅力


木造住宅の魅力といえば、やはり木の温もりを感じられることではないでしょうか。

梁や柱の一部をあえて露出させて見せたり、フローリングに無垢材を使用したりすることで、より木の自然なあたたかさを感じることができます。

また、最近では柱や床だけでなく、天井の一部に木の板を使用したりするのも人気です。

このように、構造だけでなく家の中にも木材を取り入れること戸、より木造住宅の魅力を引き出すことができます。こだわってオリジナルの木造住宅を作り上げるのも楽しみの一つですね。


まとめ


以上、木造住宅の特徴についてご紹介してきました。

家といえば圧倒的に木造が多いため、意識せずに家=木造と考えている方も多いですが、木造住宅のメリットデメリットを知っておくことで、より満足のいく家づくりができるのではないでしょうか。

是非、家づくりの参考にしてみてくださいね~。

 

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