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2022.02.26
リフォームお役立ち情報

リフォームでできること、できないこと


リフォームでできること、できないこと


リフォーム(最近はリノベーションとも言いますね)は、住環境や家族構成の変化、家の老朽化等に合わせて今ある家を作り変えること。

リフォームすることで便利で快適になるだけでなく、ライフスタイルに合わせた生活を送ることができるようになります。

しかし、なんでもかんでも無条件にできるわけではありません。そこで今日は、一軒家をリフォームする際に、できることできないことを見ていきましょう。


リフォームでできること


・間取り

間取りは自由に変更することができます。

使わなくなった子供部屋を繋いで一つの広い部屋にしたり、和室を洋室にしたり、様々な間取りにリフォーム可能です。

ただし、筋交いや耐力壁・要となる柱など、耐震性や構造に影響するものを取り除いたり移動したりすることはできません。

柱などの構造材の位置によっては、ある程度制限が出る場合があります。

・内装

壁紙を変えたり色を塗り替えたり、床材を交換したりと、内装はを自由に変更することができます。

ただし、現在使われている材質によっては色がうまく塗れなかったり、壁紙の種類によってはリフォームに向いていないものもあるので注意しましょう。

また、収納を増やしたり、棚を作ったりすることも可能です。

・外装

外壁の塗り直しや張り直し、上張りなど、色や材質を変えることで外観を生まれ変わらせることが可能です。

板張りだったものをガルバリウムに変えたり、左官塗だったものをサイディングに変えたりすることでがらりと印象が変わります。

防火地域・準防火地域では使用できる素材が限定されている場合があります。

・天井

天井クロスの張替えや塗装、板張りへの変更などから、構造によっては吹き抜けにしたりすることも可能です。

・窓、ドア

断熱窓への変更や内窓の設置、窓や扉を増やしたり、ドアや扉のデザインや種類を変更することができます。

ただし、窓や扉を増やす場合は、構造や耐震性に影響しない場所に限られます。

・耐震・断熱工事

筋交いや耐力壁を増やして耐震性をアップさせたり、断熱材を増やして性能を強化したりできます。

部分的な断熱も可能です。

・増改築

二階建てを平屋にしたり、屋根裏を収納にしたり、部屋を増やしたりすることができます。

ただし、建築基準法の範囲内に限られます。

・水回り

キッチンやお風呂・トイレなどを新しくしたり、増やしたり、または場所を移動したりすることができます。

増設や移設は、給排水管の移動が伴うため、工事がおおがかりになります。


リフォームでできないこと


柱や壁の中には、地震などから家屋を守るための構造上必要なものがあり、それらを取り除くような工事は不可となります。

また、建物は建築基準法と呼ばれる法律に則って建てられており、これが定める制限を超える増改築もNGとなります。

 

たとえば…

建ぺい率:敷地面積に対する建築面積の割合

容積率:敷地面積に対する延べ床面積の割合

斜線制限:周辺の日照確保のために建物の高さを制限

このような制限が設けられています。

この基準値を超える工事は行うことができないので、2階建てを3階建てにする、敷地ギリギリまで建物を広げるといったことはできないことがほとんどです。


まとめ


以上、本日はリフォームでできること、できないことをご紹介しました。

ライフスタイルの変化などに合わせて家を快適にする【リフォーム工事】。自由に間取や設備を変更することができますが、構造上・法律上NGな場合もあります。

できるできないは、現場を見てみないとわからないことも多いです。

こんな風にリフォームしたいんだけど…というイメージを、施工業者さんに相談してみてくださいね♪

 

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『リフォームか建て替えか悩んだら』

『家の大きさは思い通りにできますか?』

 

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