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天井の高さはどれくらいがいいの?

2022.06.29
家づくりお役立ち情報

天井の高さはどれくらいがいいの?

天井の高い家は広く開放的に感じますよね。今日は天井の高さのお話です。 天井の高さはどれくらいがいいの? 一般的に、日本の家の天井の高さってどれくらいなのでしょうか? 答えは、『240㎝』つまり、2m40㎝です。 建築基準法では天井高は210㎝以上必要と定められており、一昔前は220㎝くらいのものが多かったですが、最近は椅子に座っての生活が主流になったこともあり、240㎝が一般的になってきました。 近年は240㎝より高い天井の家も多くなってきています。吹き抜け天井や勾配天井などの天井の高い家は、開放的で広さを感じられるため人気があるんですね。 高い天井のメリットとは? 天井の高い家が人気の理由は『解放感のある空間になる』こと。これこそが天井が高いことのメリットです。 特に吹き抜けや勾配天井などは、さらに天井高を上げることができるため、より開放的な空間を作り上げることができます。 また、天井を高くすることで高い位置に窓を設置することができるため、光を取り込んだり、視線の抜けを作ることが可能になります。 明るく開放的な家にできることが天井が高いことの魅力ですが、デメリットはないのでしょうか? 高い天井のデメリット 明るく開放的な高天井にも、注意しなくてはいけない点があります。 それは ・冷暖房効率が下がる ・建築費用がアップする ・狭い部屋だと逆効果も… の三つです。   ・冷暖房効率が下がる 天井が高くなるということは、部屋の容積が増えることになります。 部屋の空間が広くなるため、結果として天井が低い部屋と比べて冷暖房効率が下がってしまいます。 暖かい空気は上に溜まり、涼しい空気は下に溜まりやすいためなおさらです。 天井の高い家にするなら、断熱性・気密性の高い施工とセットにすることが必須となります。 ・建築費用がアップする 数十センチ程度天井が高い家ならばそれほど変わりませんが、吹き抜けにする場合などは構造上太い柱を使わなくてはいけなくなるため、建築費用がアップする場合があります。 また、天井や壁紙を施工する際に足場が必要になり、費用がかさむことも…。 ・狭い部屋だと逆効果も… 高い天井には部屋を開放的に見せる効果があるとお伝えしましたが、実は狭い部屋だと逆効果になることも…。 狭い部屋なのに天井だけを高くすると、縦の長さだけが強調されすぎてしまい、逆に部屋が狭く感じてしまうんです。 部屋を広く見せるにはバランスが大切です。なんでもかんでも天井を高くするのではなく、部屋の広さとのバランスを考えて設置することが大切です。 天井は高い方がいいの? 天井が高い方が、明るくて開放的な空間を作ることができるのが魅力です。 ですが、実はあえて天井を低くすることで、落ち着きのある空間を作り出すことも可能です。 例えば和室や畳コーナーは、天井が低い方がなんだか落ち着きます。畳(地べた)に座ることから、あまり天井が高すぎると開放的というよりはソワソワ落ち着かない空間になってしまうからなんですね。 また、天井の高さにあえて高低差を付けることでメリハリを出すという方法もあります。天井高が一辺倒だと、どうしても間延びした空間に見えてしまいがち。そこにあえて低い部分を作ってあげることで、メリハリと落ち着きのある空間に仕上げることができますよ。 天井を高くするのは、高い天井を作ることが目的なのではなく、過ごしやすい空間を作ることが目的です。そのため、なんでもかんでも天井を高くしていいものではありません。 自分たちの作り上げたい雰囲気が、開放的な空間なのか?落ち着いた空間なのか?はたまたメリハリのある空間なのか?自分たちの理想に合わせて、天井の高さを考えてみてくださいね。   ☟関連ブログはコチラ☟ 部屋の広さの決め方   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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電気代が高騰している今も、オール電化はお得なの?

2022.06.20
住宅豆知識

電気代が高騰している今も、オール電化はお得なの?

電気代がどんどん上がっており、家の電気代が上がった!という方も多いのでは? そんな今でもオール電化の家って光熱費が安くなるの? 電気代が高騰している今も、オール電化はお得なの? オール電化とは、お風呂やキッチンにガスを使わずに、エコキュートやIHを取り入れて家じゅうの光源、熱源を電気で賄っている家のこと。 以前は電気代が安かったことや、オール電化の家庭に対する割引などもあったため、光熱費を抑えるならオール電化!と言われていました。 しかし、昨今のエネルギー不足や社会情勢の影響で電気代が高騰し、オール電化のメリットが少なくなってきています。 請求を見て、電気代が上がったことを実感している方も多いと思います。そんな今、オール電化を選ぶのは失敗なのでしょうか? 今、オール電化は失敗なのか? 北陸電力は、オール電化の家庭の電気代を上げると発表しました。それ以降、金額が上がってしまい、オール電化をやめようかな…と考えている方も増えています。 しかし、現在でもオール電化には金額的なメリットがあります。   ・基本料金が電気だけ 電気とガスの併用の場合、基本料金が電気とガスの両方にかかりますが、オール電化の場合は電気のみになります。 一般的な契約であれば、電気の基本料が1200円程度、ガスの基本料金が1500円程度となり、 オール電化 = 基本料1200円 電気+ガス  = 基本料金2700円 と、電気とガスの場合の方が基本料金が高くなります。 ・夜間電力が安い オール電化の場合、エコキュートでお湯を沸かすことになります。エコキュートは深夜電力を使いお湯を沸かす仕組みのため、夜間電力が安いプランにしておけばお得にお湯を沸かすことが可能です。 日中家にいることが少ない家庭の場合、夜間電力がお得なプランに加入することで電気代を安く抑えることができます。   電気もガスも月額は基本的に【基本料金+従量制料金(使用量×単価)】で算出されます。 オール電化とガス併用のどちらがコストを抑えられるかは、ガスの基本料金分がオール電化で賄えるかどうかがポイントといえるでしょう。 日中家にいることが少なく夜に電気の利用が集中する家庭の場合、深夜電力の値引き分がガスの基本料金を上回ることが多く、オール電化のほうがお得になるケースが多いです。 ※電気の利用量や使用する時間帯、同居人数などによるため一概には言えませんが※ 保険料も安くなるかも? オール電化の家の場合、家の設備に火を使うものがないことから火災保険の料金が割引されることがあります。(保険会社やプランによる) まだまだ割引を導入している保険会社は少ないですが、これもオール電化の価格的メリットといえるでしょう。 金額以外でオール電化が優れている点 ・火事のリスクが減る 上でも述べた通り、家の設備に火を使うものがないため、ガスを使う場合よりも火事のリスクが減ります。 また、ガス漏れの危険性もないため、オール電化はガスの併用と比べて比較的安心と言えるでしょう。 ・キッチンのお手入れが楽 IHクッキングヒーターは、ガスコンロのような五徳がなくフラットで、天板もガラスなどでできており凸凹が少ないため掃除がらくちんです。 キッチンを清潔に保つことができるのもオール電化住宅の魅力の一つです。 ・室内の空気を汚さない IHは電気を使って発熱するため、ガスのように燃焼時の匂いや二酸化炭素、一酸化炭素を発生することがなく、室内の空気を汚しません。 ・太陽光の電力も活用できる 太陽光発電システムなどの自家発電装置を設置していれば、万が一の時にも電力を使えるため安心です。 また、自家発電した電力を使用することで電気代を抑えることも可能ですので、災害時にも安心でエコな住宅を作ることができます。   このように、光熱費以外にもオール電化の魅力はたくさんあります。 オール電化にもデメリットがある オール電化は日中の電気使用が多い家庭の場合、ガスと併用よりも金額が高くなる場合があります。 その他にも、こんなデメリットが…   ・初期コストが高い オール電化の場合、初期導入コストが高くなります。 エコキュートやIHの導入費用が、ガス機器の導入費用より高額なことが要因です。 長期的に見ればオール電化のほうがお得になる場合でも、初期投資がかかることは頭に入れておきましょう。 ・直火調理ができない 料理が好きな方は、直火調理ができないのが寂しく思うかもしれません。 決して火力が低いわけではありませんが、IHヒーターから調理器具が離れてしまうと熱が伝わらなくなるため、直火でフライパンをあぶりながら調理するなどの料理ができないため注意しましょう。 また、IH対応の調理器具しか使うことができないため、お目当てのフライパンが使えなかった…なんてことも注意が必要です。 ・停電時に機能しない オール電化の家は、停電時になにもできなくなってしまいます。 お湯はエコキュートに溜まっている分は使うことができますが、なくなったら終わりです。 また、IHも使えないため料理をすることができませんし、冷暖房機器も使えません。万が一に備えて、カセットコンロや石油ストーブなどを用意しておくのが良いでしょう。   オール電化にする際に、直火調理ができない点を気にする方が結構多いです。お料理が好きな方はIHではなくガスコンロを導入する方が多いですね。 電力会社も選べるようになった 少し前までは住んでいる地域によって契約できる電力会社は決まっていました。例えば福井県なら北陸電力といったように、選べる電力会社に制限があったんです。 しかし、2016年の法改正によって電力自由化がなされ、様々な企業や電力会社と契約ができるようになりました。 様々な企業の中から自分たちに合ったプランを選ぶことができるため、より便利でお得なものを比較して加入できるようになったんです。 しかしその多くがネットでの契約だったり、アフターフォロー体制が不十分だったりするため、何かあったときにある程度自分で対応する知識が必要な点には注意が必要です。 安いからといって安易に契約せずに、きちんと下調べをしてから申し込むようにしましょう。 オール電化にするなら断熱も忘れずに! 電気代を最もよく使うもの、それは【エアコン】です。 夏場、冬場の光熱費が上がる原因の多くはエアコンを使うからにあるんですね。 エアコンをどれだけかけても、断熱性能が悪いと十分に機能を発揮できず、結果的に電気代が上がってしまいます。 家の断熱性を高めて効率良く暖房を使う工夫をすることが大切です。 まとめ 電気代が高騰してきている今でも、オール電化はお得にそして便利になる場合があります。 この記事を参考に、自分たちの生活スタイルに合わせて、オール電化にするかガス併用にするかを考えてみてはいかがでしょうか?   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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直線?L字?U字?階段はどれがいいの?

2022.06.17
インテリア・設備

直線?L字?U字?階段はどれがいいの?

2階建ての家なら必ず必要になる『階段』 今日は階段の形についてのお話です。 直線?L字?U字?階段はどれがいいの? 階段は毎日昇り降りする場所ですので、使いやすくて安全性の高いものが理想的ですよね。 また、階段も内装の雰囲気に影響を与えるため、インテリアとしてお洒落にもこだわりたいところ。 階段の形状にはいろいろありますが、そんな中から今日は代表的な『直線階段』『L字階段』『U字階段』を、特徴などを比較しながら詳しく見ていきましょう。 直線階段 折れ曲がることなく一直線に1階と2階を繋ぐ階段です。 一般住宅で最も多く使われている階段で、構造がシンプルなため施工コストを抑えることができます。 また、他の階段に比べて省スペースで作ることができるため、狭小住宅にも向いています。 折れ曲がりのない直線階段は、二階に大きな物を運ぶ時にもスムーズに運ぶことができるため便利です。 反面、1階から2階まで一直線のため、万が一足を踏み外した場合上から下まで転げ落ちてしまう可能性があります。傾斜を緩やかにしたり、手すりを設置したりして安全対策を行いましょう。 L字階段 階段が途中でL型に折れ曲がっているものを指します。かね折れ階段とも呼びます。 折れ曲がっている分直線階段よりも広いスペースと費用が必要になりますが、途中に踊り場を設置することで落下時の安全性を高めることができるため、小さなお子さんがいるご家庭などにおススメです。 また、吹き抜けとの相性抜群で、見た目を楽しみたい方にも向いています。 U字階段 階段の途中で折り返す形状の階段です。 折り返し部分が三角形の階段の場合は『回り階段』、踊り場の場合は『折り返し階段』と呼びます。 回り階段よりも折り返し階段の方が、踏み外しの危険が少なく昇り降りに安心感があります。 また、広い踊り場は開放的ですし、窓や飾り棚などを付けて視覚的に楽しむこともできます。 反面、階段内で180度回転して上らなくてはいけないため、大きな荷物を上げたり下ろしたりする場合、結構大変です。 デザインも快適性も損なわないものを 階段は毎日使うものですから昇り降りが楽なものや安全性の高いものを選びたいもの。 使い勝手だけでなく、そのデザインも家の雰囲気に大きな影響を与えるため、見た目も非常に重要です。 今回ご紹介した階段の特性を参考に、自分たちのイメージに合った階段を探してみてくださいね♪   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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玄関はタイルだけじゃない!玄関の仕上げについて紹介します

2022.06.16
外観・玄関・外回り

玄関はタイルだけじゃない!玄関の仕上げについて紹介します

玄関の床(靴を脱ぐところ)の仕上げはタイルだけではありません。 今日玄関の仕上げについてのお話です。 玄関はタイルだけじゃない!玄関の仕上げについて紹介します 玄関は家の顔とも言える場所。そんな玄関の雰囲気づくりに欠かせないのが床材です。 床に何を使うかで、イメージががらりと変わるため重要なポイントです。 床に使う主な素材としては ・タイル ・モルタル ・洗い出し があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。 タイル 玄関の床仕上げによく使われるのがタイルです。 大きさも色も様々なものがあり、選ぶものによっていろんな雰囲気を作ることができます。 掃除のしやすさ、価格の安さ、バリエーションの豊富さ、どれをとっても魅力的な素材です。 同じタイルでも、大きさや色によって全く違った雰囲気を作り出すことができます。 また、タイルは破損した場合にも割れた部分だけの張替えが可能なため、メンテナンスが簡単であることもメリットと言えます。 モルタル 近年人気が出てきているのがモルタル仕上げの玄関です。 砂とセメントを混ぜたもので、コンクリートよりもさらっとしており、つるんとした仕上がりになります。タイルのように目地もないため、無機質でシンプルな見た目に仕上がります。 タイルと同じく掃除もしやすいですが、年数がたつと収縮によるひびが出てくることがあります。このヒビ割れも経年変化として受け止められる方におススメです。 また、タイルよりもよりコストが安いことがメリットです。 洗い出し モルタルに小石を混ぜたものを敷き、固まる前に表面を洗って小石を露出させる工法です。 様々な色、大きさの意思を混ぜることで味わいのある表情になり、洋風はもちろん、和の雰囲気の玄関にもマッチします。 表面を洗う工程に手間がかかるため、コストは高くなりますが、タイルやモルタルでは出せない独特の魅力があります。 ここに注意して選ぼう ・コスト まずコスト面ですが、一般的には モルタル<タイル<洗い出し という順番になります。しかし、タイルは様々なものがあり、価格帯もピンキリなので選ぶものによっては安価にも高額にもなるため注意しましょう。 ・滑りにくいかどうか また、滑りやすさにも注意しましょう。 洗い出しは小石が表面に出ている分、滑りにくい素材になります。 タイルはつるっとしたものからざらざらしたものまで様々ですので、玄関に使用する場合は滑りやすいつるつるしたものは避けた方がよいでしょう。 モルタルはつるんとした表面のため比較的すべりやすい素材になるので注意しましょう。モルタルをすべりにくくする方法として、刷毛引きと言って表面に凸凹を付ける仕上げがあります。雰囲気は変わりますが、玄関の中はつるんとした仕上げ、外は刷毛引きといったように、使い分けることで安全性を高めてもいいでしょう。 ・汚れやすさ 洗い出しは汚れが非常に目立ちにくい素材ですが、反面掃除がしづらくなります。 タイルの場合、黒や白など、色が濃い物や薄いものは汚れが目立ちやすくなります。すぐに洗えるので問題ないですが、気になる方はグレーやベージュ等、淡い色や土や砂に近い色にすると汚れが目立ちにくくなります。 モルタルは汚れも目立ちにくく掃除もしやすいですが、ヒビが入った場合そこに入り込んだ汚れが目立つ場合があります。また、刷毛引き仕上げの場合は汚れが凸凹に入り込み、取れにくいです。 まとめ 玄関は家に入るときに必ず通る場所。最初に通る場所だからこそ、家の印象に大きな影響を与えます。 玄関の床材の選び方によって、見た目だけでなく掃除のしやすさや歩きやすさなども変わってきます。 このブログを参考に、自分たちにぴったりの玄関床材を選んでくださいね~♪   ☟関連ブログはコチラ☟ 汚れが目立たない玄関タイルって何色? 玄関に手洗いを設置する人が増えています   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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真壁?大壁?壁の作り方で雰囲気が変わるんです

2022.06.15
インテリア・設備

真壁?大壁?壁の作り方で雰囲気が変わるんです

大壁?真壁?こんな言葉皆さん聞いた事ありますか? これは室内の壁の作りを表す言葉なのですが、どちらにするかによって見た目が大きく変わってきます。 今日はそんな【大壁】【真壁】についてご紹介します。 真壁?大壁?壁の作り方で雰囲気が変わるんです 大壁とか真壁とか言われても、なんだが難しそうでいまいちピンときませんよね。 ですが実はこの2つは見た目で簡単にわかります。 上の写真のように、柱が等間隔で表に見えているのが『真壁(しんかべ)』、下の写真のように柱が隠れているのが『大壁(おおかべ)』です。   日本の伝統的な建て方でよく使われる、柱を壁の外に見せる工法が真壁です。 「実家の和室の壁、そういえば柱が出ている!」と思った方も多いのではないでしょうか? 古くから日本の木造住宅は、構造材である柱や梁をあえて見せることで木の質感や雰囲気を部屋のアクセントとして楽しめるように作られていました。 写真を見てもわかるように木の存在感と温かみが、自然な印象を与えてくれますよね。   大壁は、日本では戦後くらいから取り入れられ始めた壁の仕上げ方で、柱の上にボードを貼り、その上にクロスで仕上げる方法です。 柱が露出していない分見た目がすっきりとシンプルで、洋風な雰囲気にぴったりです。 最近では洋室はもちろん、和室であっても大壁で仕上げてている家が増えています。 見た目以外の特徴はある? 真壁と大壁、どちらにするかは基本的には見た目の好みで決めていただいてOKです。 あえて補足するなら、 ・真壁の特徴 真壁は柱が露出している分、大壁よりも長い目で見ると耐久性が高い 壁が柱で区切られている分、穴が開いたり壁紙が破れたりしたときのメンテナンスが簡単 同じ面積の場合、真壁のほうが広く感じる ・大壁の特徴 真壁よりもコストダウンできる 真壁と比べ断熱性をアップできる 筋交いや耐力壁を入れられるため、耐震性をアップできる といった点が真壁、大壁の特徴になります。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。 まとめ 以上、本日は真壁、大壁についてご紹介しました。 聞いたことのない方も、見た目でピンときた方もおおいのではないでしょうか? 特徴に多少の違いはあれど、一番の違いはその見た目です。真壁か大壁かで雰囲気が大きく変わります。 木の質感を活かした家や和の雰囲気が好きな方は真壁、シンプルでスタイリッシュ、洋風の雰囲気が好きな方は大壁といったように、目指すインテリアに合わせた壁を選んでみてくださいね。   ☟関連ブログはコチラ☟ 『室内用の壁材にもいろんな種類があります。』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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家の断熱ってどうして必要なの?

2022.06.14
家づくりお役立ち情報

家の断熱ってどうして必要なの?

家づくりをしていく中で、【断熱】という言葉を良く耳にすると思います。 住宅会社によっては『高気密高断熱』を売りにしているところもあり、それだけ断熱は現在の住宅では非常に重要な役割を担っていることがわかります。 今日はそんな断熱のお話です。 家の断熱ってどうして必要なの? 断熱は、読んで字のごとく『熱を遮断する』という意味です。 昔から日本の家はあまり熱を遮断するする作りになっておらず、外が寒いと家の中も寒い家というのが多かったのです。 熱を遮断できないということは、冬は外の冷気が家に入ってきてしまうことに加え、家の中を温めても外に逃げてしまい、すぐに寒くなってしまうということ。 また反対に夏はどれだけ家の中を冷やしても外から熱が入ってきてしまうので、クーラーをガンガンにかけていないと暑くてたまらないということにつながります。 つまり断熱とは、夏も冬も家の中を快適にするために必要なものなんです。 断熱はエコにつながる 断熱をすることで家の中の熱や冷気が外に逃げていくことを防ぎ、効率的に暖めたり冷やしたりすることができるようになります。 冷暖房の主となるのはエアコンですが、エアコンは結構電気を使います。 エアコンが効率的に働くことで、通常よりも設定温度を抑えることができるようになり、結果的に省エネ・エコに繋がることになるんです。 どこを断熱すればいいの? 家を快適にするための断熱ですが、具体的にはどこを断熱すればいいのでしょうか? ・壁の断熱 家の中で一番外に面している部分、それは『壁』です。 壁をきちんと断熱しておかないと、外からの熱が壁を伝い家の中に入ってきてしまいます。そのため、壁の断熱は必要不可欠です。 ・天井(屋根)の断熱 断熱のされていない古い家の場合、夏場は2階が1階と比べて非常に熱くなることがあります。これは屋根に当たる直射日光が部屋まで伝わってしまっているから。 また、熱は上に上がりやすい性質を持っているため、屋根の断熱がされていないと冬場の暖房で温めた熱も天井から逃げて行ってしまいます。 屋根の断熱も、快適な家を作るのに必要となります。 ・床の断熱 冬、床が冷たくて裸足で歩けない!これは床の断熱がきちんとされていないからかも知れません。 冷たい空気は下からやってくるため、床の断熱も忘れずに行いましょう。 ・開口部の断熱 開口部とは、窓やドアのことを指します。 どれだけ壁や床の断熱がしっかりしていても、開口部から隙間風が入ってくるのでは熱が逃げてしまいます。 また、ガラス面から移動する熱の量は壁などの10倍近くと言われています。 実は断熱で一番重要なポイントを握っているのは『開口部』、特にガラスを多く使っている『窓』なんですね。 どのように断熱するの? ご紹介した通り、外気と触れる部分には断熱が必要ということがわかりました。 では、断熱にはどのようなものが使われるのでしょうか? 壁や屋根、床の断熱には【断熱材】と呼ばれるものが使われます。 断熱材には主に、 ・繊維系断熱材 ・発泡系断熱材 の2種類があります。 ・繊維系断熱材 細い毛糸のような繊維状の素材が重なり合って、その中に空気を閉じ込めることで断熱効果を生むものをいいます。ダウンジャケットや中綿の布団を思い浮かべると良いでしょう。 ガラスを利用したグラスウールがポピュラーな素材ですが、他にも岩石などが原料のロックウール、紙を原料としたセルロースファイバーなどがあります。 ・発泡系断熱材 プラスチック系の素材を発泡させて、素材の中に小さな気泡を閉じ込めることで断熱効果を生みます。 身近なもので言えば、発泡スチロールも発泡系断熱材になります。 代表的なものにはウレタンフォームやポリスチレンフォーム(発泡スチロール)などがあります。 断熱材の施工方法 様々な断熱材がありますが、これを施工する方法には ・外張り断熱 ・充填断熱 ・付加断熱 の3つがあります。 ・外張り断熱 柱の外側や外壁、屋根などに断熱材を貼り付ける工法です。家の構造ごと覆うことで、熱が入らないようにする仕組みです。 断熱性が高く施工しやすい工法ですが、コストが比較的高めになります。 ・充填断熱 柱と柱、梁と梁の間を断熱材で埋めていく工法です。 断熱性能は全体を覆う外張り断熱よりは劣りますが、コストを抑えることができます。 ・付加断熱 外張りと充填の両方を取り入れた方法です。 ダブルの断熱で性能はグンと上がりますが、そのぶん当然コストが上がります。 どの断熱材、断熱工法を取り入れているかは施工業者によって様々ですので、気になる方は確認した方がよいでしょう。 ちなみに弊社がおすすめしている【エアサイクルの家】は、外張り断熱工法になります。 開口部(窓)の断熱方法 ここでは特に窓の断熱方法についてご紹介します。 窓の断熱は ・複層ガラス ・2重サッシ の主な3つの方法があります。 ・複層ガラス 1枚のサッシに2枚以上のガラスを使い、ガラスガラスとの間にガスを充填したり真空にしたりして、その中空層で断熱する方法です。 ガラスが2枚のものをペアガラス、3枚のものをトリプルガラスと呼び、ペアよりもトリプルのほうが断熱効果が高くなります。 ・2重サッシ 窓の内側にもう一つ窓を設置して断熱する方法です。窓が2つになることで空気層を作り出すため、断熱に加え、防音性能も期待できます。 既存窓の内側に窓を設置するため、工事が簡単でリフォームにも最適です。 断熱と防音の両方を叶えてくれますが、2つの窓の開け閉めと掃除が必要になるため、良く開け閉めする場所に取り付けると不便に感じてしまうかもしれません。 ガラスとサッシの種類も重要 ガラスには通常のものと【Low-Eガラス】というものがあります。 Low-Eガラスは、『ローエネルギーガラス』の略で、省エネに特化したガラスのこと。特殊な金属膜をガラスに施すことで、熱を遮断して断熱効果を高めてくれます。 また、【アルミ製】なのか【樹脂製】なのかで断熱性能が変わってきます。 樹脂はアルミの約1000倍も熱を通しにくいといわれており、樹脂製のサッシはアルミ製と比べて断熱効果が高くなります。 反面、樹脂製のサッシは紫外線によって劣化しやすく、アルミ製よりも寿命が短いのがネックです。 そのため、紫外線の当たりやすい外側はアルミで、内側だけ樹脂で作られた【複合サッシ】というものもあり、両方のいいとこどりをしているので人気があります。 まとめ 夏涼しく、冬暖かい家ならば、年中快適に暮らせますよね。 そのために大切なのが『断熱』です。 最近では断熱が全くされていない家というのはまずありえません。どんな家でも最低限の断熱性能を持っているため、どこで建てても昔の家と比べると快適なのは間違いありません。 しかし。断熱工法によってメリット・デメリットがありますし、業者によって取り扱っているものが違う場合があります。 ちなみに石丸ハウスセンターでは、外張り断熱『エアサイクル工法』以外にも、充填断熱、付加断熱も取り扱っており、お客様のご予算・ご要望に合わせてご提案しています。 ずっと過ごす家だから、見た目はもちろん断熱にもこだわってみてはいかがでしょうか。   ☟関連ブログはコチラ☟ 『エアサイクルの家って何??』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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室内用の壁材にもいろんな種類があります。

2022.06.13
インテリア・設備

室内用の壁材にもいろんな種類があります。

家の外観に大きく影響を与えるのは『外壁材』ですが、では室内はどうでしょうか? 室内にも壁があり、壁に使う材料で雰囲気はがらりと変わります。 そこで今日は【室内用の壁材】についてご紹介します。 室内用の壁材にもいろんな種類があります。 では、室内に使う壁材には、どんな種類があるのでしょうか? 大きく分けると… ・壁紙(クロス) ・塗り壁 ・タイル ・木材 の4つが主に内装に使われる壁材になります。これらを組み合わせながら内壁を作っていくんですね。 続いてそれぞれの特徴を見ていきましょう。 壁紙(クロス) 内装用の壁材で一番良く使われるのが壁紙です。クロスと呼ぶこともあります。 ビニールなどでできた薄いシートを壁に貼り付けていく工法で、施工が比較的簡単なため、費用を抑えることができます。 様々な色柄から選ぶことができるので、うまく取り入れることで自分の好きなイメージを作り上げることができます。 また、消臭効果や防汚効果、調湿効果のある壁紙など、機能性を持たせた壁紙もあり、使用用途に合わせて選ぶことができます。 塗り壁 塗り壁は日本で古くから用いられてきた内装材の一つ。 土や草、水などの自然素材をこねたものを、左官職人さんが丁寧に塗り付けていくことで完成し、クロスには決して出すことのできない質感が魅力です。 例えば、【土壁】は古い和室などで見たことがある方も多いのではないでしょうか?その名の通り土を塗り付けて壁を作る方法で、ざらっとした表面が特徴的です。 【珪藻土】の塗り壁も、土壁と同じようにざらっとしていて凸凹がある独特の質感で、調湿、消臭効果があるのが特徴です。 もう一つ有名なのが【漆喰】です。漆喰は消石灰をつかった白い壁材で、外壁にも使われる素材のため耐久性があり、つるっとした見た目が特徴です。 塗り壁は素材の質感を活かした雰囲気の出る壁材ですが、その性質上ヒビが入ったり割れたりすることがあります。 タイル 大小さまざまな形のタイルを貼って仕上げます。 タイルにはカラフルなものがたくさんありますし、つるつるしたものやさらっとしたもの、ざらざらしたものなど質感もいろいろなため、組み合わせ次第でいろいろな雰囲気を楽しむことができます。タイル以外にレンガを使ったりもします。 タイルは水や汚れに強いため、キッチンや洗面台などの水回りに使われることも多いです。 万が一割れてしまっても、割れた部分だけを貼り変えることもできるため、塗り壁よりもメンテナンスは簡単です。 木材 木材は家の様々な場所に用いられる部材で、もちろん壁にも使うことができます。 壁に使う木材としては『無垢材』と『合板』がありますが、より木の雰囲気を楽しみたいのであれば『無垢材』を選ぶと良いでしょう。 部屋全体に使うとログハウスのようになってしまうので、壁全面よりは、テレビボードの裏などの一面にアクセントとして使うのがおススメです。 その他の壁材 以上、4つの良く使われる壁材を見てきましたが、他にもちょっと変わった壁材があるのでご紹介します。 まずは【コンクリート】。 構造に使ったコンクリートをそのまま室内の壁として見せるもので、その無機質な質感に人気があり、デザイナーズマンションなどでも取り入れられます。 反面、コンクリートの家は断熱に工夫が必要になるなど、施工が大変な部分もあります。 専用のペンキを塗る【ペイント仕上げ】という方法もあります。 あまりなじみがないように感じますが、マンションのリノベーションなどにはよく使われる工法ですし、海外のドラマなどを見ていると、自分たちで壁に色塗りをしているシーンがあったりと、意外とポピュラーな方法です。 施工費が安く、自分でも比較的簡単に塗り直しができる反面、剥がれや汚れが起きやすく、数年に一回は塗り直しが必要になるため、こまめに自分で手入れができる方にお勧めしたい方法です。 色柄物はワンポイントで 部屋の壁全体に色柄物の壁紙を使ったりすると、落ち着きのない部屋になってしまい、飽きが来やすくなってしまいます。 長時間過ごすリビングや寝室の場合、色柄物の壁紙やタイル、木材などは壁の一面のみとするなど、アクセント的に使うのがおススメです。 トイレやクローゼット、書斎等個室の中は、前面柄や素材を使うなど少し大胆にしてみてもいいかもしれませんね。 お洒落にしたいけど費用が気になるなら 塗り壁やタイル、木材などを壁面に取り入れることで、オシャレで個性的な雰囲気を作ることができます。 しかし、ネックなのが費用です。塗り壁などは壁紙と比べるとどうしても金額が高くなりがちで、費用的にあきらめてしまう人もいらっしゃいます。 そんな時におススメなのが、各素材の柄がプリントされた壁紙です。 塗り壁風、タイル風、木材風、コンクリート風など、様々な柄の壁紙があり、ただプリントしてあるだけでなく素材の凸凹感まで表現しているものもあり、ぱっと見は本物と見間違えてしまうものもあります。 これなら価格を抑えて部屋にアクセントを取り入れることができますね。 しかし、やはり本物と比べると若干見劣りするため、リビングなどのメインルームには本物の素材を、トイレや寝室などには柄の壁紙を使うのがおススメです。 メリハリをつけることで費用を抑えつつ、お洒落な家づくりを目指しましょう。 まとめ 今回は内装に使う壁材についてご紹介しました。 部屋の壁は毎日必ず目に入るもの。壁の素材の雰囲気で過ごす人の気分が変わるのは間違いありません。また、壁は家の中で面積が一番広い部分になるため、壁材一つでも機能性や暮らしやすさに影響します。 ぜひ今回の内容を参考に、あなたのイメージに合った壁材を使って理想の内装を目指してくださいね。   ☟関連ブログはコチラ☟ 『クロスなどの色選びの注意点』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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2階にも洗面台があったほうがいい?

2022.06.10
水回り

2階にも洗面台があったほうがいい?

1階にあるのは当たり前ですが、2階に設置するかどうか悩むものの一つ…それは『トイレ』と『洗面台』です。 今回は『洗面台』が2階に必要かどうかを考えてみましょう。 2階にも洗面台があったほうがいい? 結論から言うと2階に洗面台があると便利なのは間違いありません。 では、2階で水が使えることのどこに魅力があるのでしょうか? それは… ・身支度が2か所でできる ・朝・夜の動線が楽になる ・2階で水が必要なことって結構ある という点です。 それぞれ詳しく見ていきましょう。 メリット①身支度が2か所でできる 家族が多い方にとって最大のメリットと言えるのがこちら。 朝、出かける準備をしているときに洗面台が混雑して困る…。という方も多いのではないでしょうか? 身支度に時間がかかる人がいる場合でも、2階に洗面台があれば『どいて!早くして!』と朝からドタバタすることも少なくなります。 特に女の子は思春期になってくると、メイクをしたり、髪を巻いてみたりとすごく身支度に時間がかかるようになるので、2か所に洗面台があると非常に便利です。 メリット②朝、夜の導線が楽になる 2階に寝室がある場合、1階にしか洗面台がないと、朝の準備の時に洋服を合わせたり髪をセットしたりする度に階段を上ったり降りたりを繰り返すことになり結構大変です。 洗面台が2階にあれば、朝の支度が2階だけで完結するため導線が楽になります。 また、夜寝る前の歯磨きも2階でできると意外と便利です。磨き忘れて1階に降りるのって結構おっくうだったりしますよね…。また、お子さんが歯磨きを忘れた場合、一人では怖くて1階まではいけないけど、2階なら大丈夫ということもあります。 メリット③2階で水が必要なことって結構ある 1階にしか水が出る場所がないと、2階で必要な時にバケツなどを持って階段を往復する必要が出てきます。 2階で水まわりが必要なケースとしては ・加湿器への給水・除湿機の水を捨てる ・部屋や廊下・階段の拭き掃除 ・エアコンなどのフィルタ掃除 ・観葉植物への水やり 等が挙げられます。 我が家では除湿機を使うことが多いのですが、その水を毎回1階まで捨てに行くのが面倒で面倒で…。2階に流しがあればいいなーと何度思ったことか。 このように2階に洗面台などの水回りがあることで、毎日のちょっとしたことが楽ちんになります。 2階の洗面台にはデメリットもある あると便利な2階の洗面台ですが、デメリットも存在します。 それは、 ・スペースとお金が必要 ・掃除する場所が増える ・メンテナンスが大変 が主なデメリットと言えるでしょう。 ここからはデメリットについても詳しく説明します。 デメリット①スペースとお金が必要 洗面台を設置するにはその分のスペースが必要となります。そのため、他の部屋が狭くなったり、必要なものを削らなくてはいけなくなったりすることが考えられます。 また、設置場所も『トイレに近い』『配管がしやすい』『歩くのに邪魔にならない』場所に限られるため、2階の間取りの自由度にも影響します。 そして、『設備が増える = 金額が高くなる』ということにつながります。 洗面台を2階に設置する場合、半畳~1畳程度の場所が必要になり、10万円~20万円程度の費用がかかります。 金額を抑えたいけど水回りは欲しい!という方は、化粧台付きの洗面台ではなく、コンパクトな手洗いのみを設置するのもいいですね。 デメリット②掃除する場所が増える。 そしてもう一つのデメリットが…『掃除する場所が増える』ということ。 水回りって結構汚れるのが早いし掃除が大変だし、面倒だったりします。汚れても放置していたり、汚れるのが嫌で使わなくなった…なんてのはもったいないです。 また、ハンドソープなどの備品も2か所分必要になってきます。 デメリット③メンテナンスが大変 そうそう起こるこではないですが、水漏れなどのトラブルが発生することもあります。 これが2階の場合、メンテナンスが結構大変なんです。 万が一水漏れが発生した場合、天井や壁にシミができたり、場合によっては天井などを破って直さなくてはいけない場合も…。 もしもの時に、1階の洗面台よりも大がかりな工事になる可能性があります。 2階の洗面台はどんな家におススメ? ここまで2階洗面台のメリットとデメリットをご紹介してきました。 これらを踏まえてどんな家庭の場合、2階洗面台を設置した方がいいのか?をご案内します。 それは… ・2階での滞在時間が長い ・家族の人数が多い ・2階に寝室、子供部屋がある ・ベランダやバルコニーがある ・観葉植物を育てている このようなご家庭の場合、2階に洗面台があると便利に使えるのではないでしょうか。 家族が多い場合、洗面台が1階と2階にあれば朝の混雑を避けることができますし、2階にいることが多い場合、必然的に水を使うことも多くなります。 手洗いや洗面化粧だけでなく、掃除や水やりなどどいったことも2階に洗面台があるとらくちんです。 反対に ・2階に寝室、子供部屋がない ・2階はあまり使わない ・家族が少ない といった場合は、2階の洗面台は使う機会も少なくなるので設置する必要がないかもしれません。 まとめ 以上、本日は2階の洗面台についてご紹介しました。洗面台を設置するかどうか?の検討材料にはなったでしょうか? 洗面台などの水回りは、あとから2階に設置しようと思うとかなり大がかりな工事になります。ですので、設置するなら新築の時がおススメです。 メリットとデメリットを比較しつつ、 ・絶対に欲しいか? ・毎日使う場所か? を考えて設置を検討してみてくださいね♪   ☟関連ブログはコチラ☟ 『新築でトイレを2階に設置しようか迷っている方へ』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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玄関ドアの種類もいろいろあるんです②【引き戸編】

2022.06.09
外観・玄関・外回り

玄関ドアの種類もいろいろあるんです②【引き戸編】

前回の【開き戸編】からの続きです。 玄関ドアの種類もいろいろあるんです【引き戸編】 前回は開き戸の種類と、素材についてご紹介しました。 玄関ドアは開き戸だけではなく【引き戸】タイプも存在します。そして引き戸にもいろんな種類があるんですね~。 今日はその引き戸について詳しく見ていきましょう。 片引き戸 1枚戸を、横にスライドするタイプです。 戸を開いたときに玄関の外に来るものを『外引き込み』、内側に来るものを『内引き込み』と呼びます。 外引き込みタイプは、室内の壁面を有効活用するのに向いていますし、うち引き込みタイプは外観をすっきりとオシャレに見せたい方に向いています。 袖FIXタイプ 片引き戸のスライドする部分に固定窓を取り付けた引き戸です。 窓部分が大きいため、採光性をアップし、玄関内を明るくしたいときに向いています。 引き違い戸 2枚の戸をお互い交差させて開くものを引き違い戸と呼びます。 和、洋、様々なデザインのものが売られており、左右どちらからでも開くことができるのが便利です。 2枚建てだけでなく4枚戸仕様のものもあります。 引き分け戸 2枚の引き戸を真ん中から左右に開くタイプです。 扉2枚分の開口をとることができるので、車いすの方いる場合など開口部を広く取りたいときにおススメです。 ただし、左右にスライドする部分が必要ですので、玄関が大きくないと設置できません。 和の家にもピッタリ 引き戸にもいろいろなデザインがありますし、開き戸と同じく金属製・木製と素材もいろいろ選ぶことができます。 引き戸は洋風の家にも合いますが、引き違い戸や引き分け戸はその雰囲気から特に和風の家との相性抜群です。 様々なデザインの中から、実現したい家の雰囲気に合った玄関ドアを選ぶようにしましょう。 まとめ 2回にわたってお送りしてきた玄関ドアの種類。開き戸、引き戸、どちらにも様々な種類があることがわかりました。 家の雰囲気と使い勝手に合わせて、自分たちにぴったりの玄関ドアを選んでみてくださいね♪   ☟関連ブログはコチラ☟ 『玄関ドアの種類もいろいろあるんです①【開き戸編】』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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玄関ドアの種類もいろいろあるんです①【開き戸編】

2022.06.09
外観・玄関・外回り

玄関ドアの種類もいろいろあるんです①【開き戸編】

玄関ドアの種類もいろいろあるんです①【開き戸編】 玄関ドアについて、どんなものにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 玄関って毎日通る場所ですし、家の外観にも影響するので、使い方やデザインは重要なポイントです。そして一言に玄関ドアと言っても、実はいろんな種類があるんです。 そこで今日は、玄関ドアの種類について見ていきましょう。 片開きドア 右か左、どちらか片方に開くドアで、一番良く使われます。 カタチがシンプルな分コストが抑えられますし、デザインも豊富なため人気のドアでもあります。 住宅会社や工務店でも、標準仕様にしているところが多いです。 親子ドア 片開きドアの片側に小さいドアが付いたものを親子ドアと言います。 大きく開くドアに加え、小さいドアも開くことができるため、開口部を広く取ることができます。 大きな荷物を運び入れるときや、車いすでの出入りの際に非常に便利です。 片袖FIXドア 片開きドアの片側に固定窓がついたドアのことを指します。見た目は親子ドアに似ていますが、動くのは大きなドアのみです。 細長い窓から光を取り込み、明るい玄関にしてくれます。 扉以外に玄関に窓を付けることができない場合など、どうしても玄関が暗くなりがちな時におススメです。 両袖FIXドア 扉の両側に固定窓が付いたドアを両袖ドアと呼びます。 片袖よりもさらに光をたっぷりと取り込むことができます。 明るさが魅力のドアですが、価格の高さなどもあり、取り入れる方は比較的少ないドアになります。 両開きドア 右左のドアが両方に開く大きなドアです。 その開口の広さは親子ドアの比ではなく、非常に広い出入口になります。そのため、自転車やバイクなどを玄関内に収納したい方などにも向いています。 また、その重厚感から高級なイメージに見せることも可能です。また、その存在感からお店のドアなどに用いられることが多いですね。 素材も選択可能です ここまではドアの形状について見てきましたが、ドアの素材も選ぶことが可能です。 大きく分けると【金属製ドア】と【木製ドア】の二つがあります。 金属製ドア デザインが豊富であり、金属の質感を活かしたものもあれば、木目調のシートで木っぽく見せているものもあります。 価格もお手頃価格から高価格まで様々なため、予算に合わせて選びやすいのも嬉しいです。 しかし、あまり安いものにしてしまうとどうしても見た目の質感も落ちてしまいます。 玄関は家の顔ともいえる場所ですので、外観を損なわない品質&デザインのものを選ぶことをおススメします。 木製ドア 本物の木で作られたドアです。 自然の木のぬくもりや質感の木製ドアには、金属ドアとはまた違った独特の雰囲気があります。 また木そのももを使用しているため、傷などを経年変化として楽しむことができます。 無垢フローリングのように育てる楽しみがあるドアになりますが、これは好みがわかれるところですね。 どちらに開くか? 種類や材質以外にも、もう一つ決めておきたいことがあります。 それは、『開く方向』です。 右に開くか左にひらくかで、見え方や使い方が変わってくるんですね。 基本的には採光や、風向き、家事導線などを考えて業者さんが提案してくれることが多いですが、こだわりのある方は右開きか左開きかも自身で考えてみてはいかがでしょう。 ちなみに、室外側から見たときに丁番が右に見える場合は「右勝手」、左に見える場合は、「左勝手」と呼びます。 まとめ 以上、今回は開き戸の種類と素材についてご紹介しました。 カタチや素材によって、雰囲気も使い方も大きく変わってくるんですね~。 次回のブログでは、【引き戸】についてご紹介します。 お楽しみに!   ☟関連ブログはコチラ☟ 『玄関ドアの種類もいろいろあるんです②【引き戸編】』   ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 福井県坂井市で家を建てるなら、三国町の工務店『石丸ハウスセンター』へ。 注文住宅・新築・リフォームはもちろん、住まいのお困りごともお気軽にご相談下さい。 【ずっと側にいる、という安心。】 徹底した地域密着主義で私たちがお届けするのは、「安心」という価値です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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